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地形と相手チームのボールを読む「ペタンク」 

地形と相手チームのボールを読む「ペタンク」 

 2人とも今回がねんりんピック初出場。塚野彰さんは妻、恵理さんのいとこの誘いで2016年7月から夫婦でペタンクを始めた。まっすぐボールを転がすために体幹やバランス力、投げるための腕力、しゃがむ際の足腰の筋肉など身体全体を使うスポーツだという。

全身を使うスポーツ

 もともとスポーツが好きで、バスケットボール、登山、ウォーキングなど様々な競技に挑戦してきた。
 「最初はゆったりとしたスポーツだと思っていました」と恵理さん。しかし実際にやってみると、まっすぐボールを転がすために体幹やバランス力、投げるための腕力、しゃがむ際の足腰の筋肉など身体全体を使うスポーツだと感じたという。
 ペタンクは35〜50cmのサークル内から6〜10m先にあるビュット(的)と、投げたボールの近さで得点を競う競技。今回出場するのは1チーム3人の試合だ。
 サークル内から足が出てはいけないなどのルールもある。「サークル内は思ったより狭く、投げるときは屈伸運動で高くへ投げる必要があるので難しいです」と彰さんは話す。現在はより安定したフォームを研究しているそうだ。
 ボールを投げたらビュットまで近づき、ボールの位置確認や次の戦略を練る。
ブレーキとなる回転をかけながら投げる

ブレーキとなる回転をかけながら投げる

戦略と判断

 ペタンクの魅力は運動量だけではない。試合が行われる会場の地面の種類(砂、砂利など)や、傾斜などの形を考慮した戦略が求められる。例えば、ビュット手前が盛り上がっている場合は山の頂点でボールを止めるように意識して投げ、最後は余韻で傾斜を下らせて近づける。または、ボールにスピンをかけて横に動かしながら山を避ける、など方法は様々だ。
 恵理さんは「地形だけではなく相手のボールの位置も読みながらも試合を進めます」と説明する。相手の邪魔になるようボールを配置したり、味方のボールをビュットに近づける様子はカーリングにも似ている。
 「戦略はもちろん、攻め時や優勢だから防御に徹するタイミングなど臨機応変な判断が大切です。コミュニケーションを取って、3人で全力を出したいです」と彰さんは意気込む。
東京都中野区 塚野彰さん(64)・恵理さん(61)

東京都中野区 塚野彰さん(64)・恵理さん(61)


(ねんりんピック新聞2018in富山)

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