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地域課題を発見する「地域ケア会議」 【ケアマネ・地域 3】 

地域課題を発見する「地域ケア会議」 【ケアマネ・地域 3】 

要介護になったとき、寄り添って相談に応じてくれるケアマネジャー、地域包括支援センターを知ってい ますか? それぞれの地域で 専門職が一丸となって高齢者・家族を支えています。

専門職らによる地域のための会議

 2015年4月より、地域の専門職や行政職員などで構成される「地域ケア会議」の設置が市町村に義務付けられた。地域包括支援センターなどが主催し、1人のケアマネジャーでは支援が難しい困難ケースについて、医療・介護の多職種のアドバイスを受けながら解決を図る。高齢者個人の支援の充実を図りながら、地域課題の発見・整備を同時に進めていくのが目的。
 広島県の東南部、沼隈半島の沖に浮かぶ2つの島からなる内海町では、およそ30年前からこうした会議を毎月開催している。参加者は毎回20人ほど。
 会議では、まず参加者からの現状報告が行われ、介護保険事業者や行政などの間で情報交換や課題を話し合う。持ち寄った個別の困難事例などについて検討を行い、各専門職からケアマネジャー支援や医療連携などの視点も加わった意見や助言が集まる。さらにさまざまなテーマの研修も行っている。同町のケアマネジャーも、「会議は町の高齢者支援の要」と話している。
 高齢者・家族を支え続けられる地域をつくるため、それぞれの地域でケアマネジャーなどの専門職や行政が一丸となって、こうした会議に取り組んでいる。

 写真:内海町の地域ケア会議

(介護の日しんぶん2016年11月11日)


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