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和歌山県勢で上位独占目指す パークゴルフ

和歌山県勢で上位独占目指す パークゴルフ

 パークゴルフ競技を始めて10年の森下康彦さん。それまで、ゴルフとは縁のない人生を歩んでいたが、ある大会をきっかけに興味を持った。パークゴルフの面白さについて語ってもらった。

経験の差が出にくい競技

 ある日、友人に誘われてパークゴルフ場を訪れた。体験してみたところ非常に楽しく、とんとん拍子で大会に出場することになったという。その大会で、いきなり優勝してしまった。
 「まさか初出場で優勝できるとは夢にも思っていませんでした。そこで経験の差が大きくは出にくい競技であるとわかって、一段と興味をそそられました」と森下さん。現在では紀美野町パークゴルフ協会の会長を務めるまでになった。
 ねんりんピックでは1チーム男性3人、女性1人。今大会のコースの規定打数は36ホールで132打。1ホール平均3・7打だ。男性のうち打数の少なかった2人と女性1人の合計打数で勝負が決する。
 試合コースに慣れ親しんでいることから、開催県が有利とされる。「上位に入るには一人100打程度でホールアウトする必要があります」と森下さん。 「例年上位は開催県。今回和歌山からは6チーム出場するので、1位から6位を独占することが一番の目標です」と力強く宣言する。

和歌山県紀美野町 森下康彦さん (75)

ゴルフとは一味 違う楽しさ

 パークゴルフはゴルフと同じようにクラブでボールを打ってゴールのカップに入れることが目標。できるだけ打数を少なくすることが勝利の絶対条件だ。
 一方で、大きく異なるのがクラブの種類がたった1本で進行すること。ゴルフではいくつも持参し、その場に合ったクラブを使用するが、パークゴルフではバンカーもパターも同じクラブを使う。
 「手軽にできるが、難しい点でもあります。そこに工夫の余地があり、特にバンカーからのリカバリーがうまくできるかどうかで打数が大きく変わってきますので、腕の見せ所です」と森下さん。
 パークゴルフの発祥は1983年の北海道。使われていなかった公園を有効に活用しようと始まった。現在の競技人口は世界で200万人。日本のコース総数約1400。北海道だけでも約800コースあるそうだ。
 樹木がコース上にあり、打つのにひと工夫が必要な公園や、河川敷を利用するため水はけが悪く、雨が降った後ボールが転がりにくい公園など、変化に富む。
 「特に初めての場所ではコースを読み取るのが難しい。開催地が有利とされるゆえんでもあります」(森下さん)。
傾斜を読み取りナイスイン

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(ねんりんピック新聞2019in和歌山)

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