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インターライ方式 セミナー開催

 多職種間の共通言語へ インターライ日本(池上直己理事長)とクラウドコンピューティングやASPサービスを提供する事業者団体「ASPIC」(河合輝欣会長)は、セミナー「地域ケアのクラウサービスによる新たな展開」を開催した。

多職種間の共通言語へ

 インターライ日本(池上直己理事長)とクラウドコンピューティングやASPサービスを提供する事業者団体「ASPIC」(河合輝欣会長)は、セミナー「地域ケアのクラウサービスによる新たな展開」を開催した。

 介護システム会社関係者や、ケアマネジャーら介護護関係者が多数参加。ケアアセスメント「MDS方式」を地域ケア実現に向けて進化させた「インターライ方式」の解説がなされた。

 インターライ方式は、世界30国の有識者によって研究・開発されたアセスメント方式の世界標準。日本では、一部改良が施され4月から提供されている。

多職種間で利用されることを目的に開発されており、地域包括ケアでの医介看共通言語として活用されることが期待されている。

 同方式では、住環境に左右されないよう①居宅②施設③高齢者住宅――のそれぞれ3つアセスメント表を用意。約400ある記入要綱のうち、該当する項目に情報を入力することで問題となる27のCAP(ケア指針・対応法)が、いくつトリガーに該当するか判明し、リスク度合いや優先順位を明確にする。

 結果から、CAPごとに定められたガイドラインを参考に分析、検討を行いケアプランに反映させる。

 同アセスメントは、ASPICと契約したシステムメーカーのクラウドサービスを通してのみ利用可能となっている。現在サービス提供しているのはカナミックネットワーク、ワイズマンなど約10社。

 インターライ日本の池上直己理事長は「切れ目のない地域ケアを提供するには、多職種連携が必要」と指摘した上で、「(クラウドサービスを活用することで)共通の情報蓄積が可能になり、スムーズな情報共有が可能になる」とインターライ方式とクラウドの連動の意義を述べた。
(シルバー産業新聞2012年7月10日号)

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