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第28回 介護支援専門員 実務研修受講試験問題【解答・解説】学校法人 藤仁館学園
保健医療福祉サービス分野(福祉サービスの知識等) 一問一答
問26
次の記述のうち、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1サルコペニアとは、加齢に伴う筋力の低下や筋肉量が減少した状態をいう。
2体重減少は、身体的フレイルの目安になる。
3社会参加しやすい環境づくりは、社会的フレイルの予防になる。
4オーラルフレイルとは、心理的認知的フレイルのことである。
5フレイルになると、健康な状態に回復することはない。
問27
次の記述のうち、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1入浴は、全身の保清を図り、血液循環や新陳代謝を促進する。
2口腔内を清掃する際は、義歯は外さない。
3膀胱留置カテーテルの使用時は、蓄尿バッグを膀胱と同じ高さに固定する。
4適切な移動補助具の導入は、介護負担の軽減につながる。
5痛みやかゆみ、咳、呼吸困難、頻尿が睡眠障害の原因となることがある。
問28
褥瘡について適切なものはどれか。3つ選べ。
1感染を伴って敗血症の原因となることがある。
2半座位や座位では、生じない。
3低栄養は、発生要因の一つである。
4排泄物による皮膚の湿潤が加わることで、より生じやすくなる。
5入浴をさせてはならない。
問29
次の記述のうち、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1リハビリテーションは、終末期にある者には行ってはならない。
2要介護1の者は、介護予防通所リハビリテーションの対象となる。
3退院後の訪問リハビリテーション計画の作成に当たっては、入院中のリハビリテーションの情報を把握する。
4片麻痺のある者がベッドから車いすに移乗する場合には、車いすをその人の健側に置くとよい。
5歩行障害に対するリハビリテーションでは、杖や装具の活用を検討する。
問30
認知症やそのケアについて適切なもれか。2つ選べ。
1軽度認知障害(MCI)は、認知症に移行することがある。
2記憶障害や見当識障害は、認知症の中核症状である。
3パーソン・センタード・ケアとは、介護者本位で効率を優先して行うケアである。
4認知症初期集中支援チームは、行方不明の認知症の人を捜索する仕組みである。
5認知症カフェは、介護保険の給付対象のサービスである。
問31
次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
1せん妄の発症の誘因の一つとして、入院や施設入所などの環境の変化がある。
2高齢者では、薬剤によって精神症状を生じやすい。
3統合失調症の症状の一つに、幻覚がある。
4老年期のアルコール依存症では、認知症を合併することはない。
5老年期うつ病では、妄想の症状が生じることはない。
問32
診断や治療について適切なものはどれか。3つ選べ。
1医学的な根拠に基づき行うことが重要である。
2疾病の現在の状態のことを予後という。
3検査は、患者の身体的負担も考慮して行う。
4検査を行う際には、インフォームド・コンセントは不要である。
5治療は、診断に基づき行うことが重要である。
問33
栄養・食生活について適切なものはどれか。3つ選べ。
1体重減少は、低栄養の徴候の一つである。
2食事の介護のためのアセスメントでは、摂食動作を確認する。
3食事介助では、本人に頭部後屈の姿勢をとらせることが望ましい。
4誤嚥性肺炎の予防のためには、口腔ケアが重要である。
5薬の服用時間における食間とは、食事中に服用することである。
問34
次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
1在宅医療では医師、看護師、介護支援専門員など多職種の連携が重要である。
2腹膜透析は、患者の自宅で行われることはない。
3胃ろうがある場合には原則として、入浴は禁止されている。
4中心静脈栄養法は、点滴栄養剤を中心静脈に入れる方法である。
5パルスオキシメーターは、血液中の酸素飽和度を測定する機器である。
問35
感染症について適切なものはどれか。3つ選べ。
1エタノール濃度70%以上95%以下の消毒液は、新型コロナウイルスの消毒に有効である。
2ノロウイルス感染者の吐物には、ノロウイルスが含まれていることがある。
3高齢者に対する肺炎球菌ワクチンは、重症な肺炎の予防に有効である。
4B型肝炎は、ワクチンで予防することはできない。
5感染防護具であるエプロンやガウンは、節約のためできるだけ使い回しをする。
問36
次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
1経管栄養法で使用するカテーテルは、定期的な交換は不要である。
2人工的に造設した便や尿の排泄口のことをストーマという。
3気管切開を伴った人工呼吸療法では、気管切開部の管理が必要である。
4患者の自宅で人工呼吸器を使用する場合は、災害時の対応方法を確認しておくことが重要である。
5インスリンの自己注射をしていれば、低血糖は生じない。
問37
次の記述のうち、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1吐き気を訴える場合は、誤嚥を予防するために身体を仰向きにして寝かせる。
2出血している傷口に対しては、清潔なタオルなどを当て、圧迫して止める方法がある。
3転倒して頭部を打撲した後に両手足に力が入らない場合は、頸髄損傷の可能性がある。
4高齢者が心筋梗塞を起こしている場合は、必ず強い胸痛がある。
5手の甲の皮膚をつまみ上げて離したとき、すぐには元に戻らない場合は、脱水も疑う。
問38
次の記述のうち、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1関節リウマチでは、症状の日内変動がないことが特徴の一つである。
2パーキンソン病では、転倒しやすいため、運動療法は禁忌である。
3大腿骨頸部骨折の最も多い受傷原因は、転倒である。
4膝関節症による痛みや腫脹を抑えるために定期的な運動が効果的である。
5複数の疾患を治療している高齢者では、多剤服用による影響に注意する。
問39
臨死期の徴候について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1規則正しいリズムの呼吸
2意識レベルの低下
3四肢冷感
4尿量増加
5喘嗚
問40
アドバンス・ケア・プランニング(ACP)について、より適切なものはどれか。2つ選べ。
1本人が死の直前になったときにのみ話し合う。
2本人の考えよりも、家族の考えが優先される。
3話合いは、一度だけ行えばよい。
4話し合った内容は、文書にまとめておくことが望ましい。
5認知症の人の意思を適切に反映できるよう、医療・ケアチームが支援する。
問41
指定訪問看護について適切なものはどれか。3つ選べ。
1指定訪問看護ステーションには、作業療法士を配置することができる。
2指定訪問看護ステーションには、看護職員を常勤換算で2.5人以上置かなければならない。
3訪問看護計画書の作成に当たっては、利用者の同意を得なければならない。
4介護老人保健施設の入所者にも、訪問看護を提供できる。
5看護師は、薬剤の処方を行うことができる。
問42
次の記述のうち、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1胃ろうから薬剤を注入する際に、錠剤であれば、粉砕や微温湯での溶解をしてよいか確認する。
2薬の副作用によるふらつきで、転倒を起こすことがある。
3介護職員は、服薬介助を行ってはならない。
4服薬の状況について、お薬手帳により処方情報を適切に共有することが重要である。
5高齢者は腎機能が低下しているため、薬の副作用が減弱することが多い。
問43
指定通所リハビリテーションについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1リハビリテーション会議は、利用者やその家族の参加が基本とされている。
2既に居宅サービス計画が作成されている場合には、通所リハビリテーション計画は作成しなくてもよい。
3個々の利用者の状態にかかわらず、全員が同一の内容で実施しなければならない。
4利用定員について、運営規程に定めておかなければならない。
5非常災害対策について、運営規程に定めておかなければならない。
問44
指定看護小規模多機能型居宅介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
1訪問看護と小規模多機能型居宅介護を組み合わせたサービスである。
2事業者は、看護サービスを提供する場合は、1人の利用者について複数の医師から指示を受けなければならない。
3要支援者は利用できない。
4登録者の居宅サービス計画は、居宅介護支援事業所の介護支援専門員が作成する。
5サテライト型ではない事業所の登録定員は、29人以下である。
問45
介護医療院についてより適切なものはどれか。3つ選べ。
1要介護者が居宅において生活を営むことができるようにするための支援を行う施設と定義されている。
2入所対象者には、病状が比較的安定期にあり、身体合併症を有する認知症高齢者も含まれる。
3介護支援専門員を置かなくてよい。
4入所者のためのレクリエーション行事を行うよう努める。
5ユニットケアを行うユニット型もある。
問46
面接場面におけるコミュニケーション技術について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1「どのようなことでお困りですか」という質問は、クローズドクエスチョンである。
2「なぜ」で始まる質問は、クライエントの戸惑いが増幅することが多いので、注意が必要である。
3面接を開始する際には、面接の終了時間をクライエントと確認しておくことが望ましい。
4観察には、非言語的メッセージを捉えることは含まれない。
5共感とは、クライエントの立場であればどのような気持ちになるだろうか、と想像して感じ取ることである。
問47
ソーシャルワークに関する次の記述のうち、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1ソーシャルワークは、人権を尊重し、生活課題を有する人々がつながりを実感できる社会への変革と社会的包摂の実現を目指している。
2チームアプローチでは、それぞれの専門職の役割を曖昧にすることがよい。
3アセスメントに当たっては、クライエントの家族関係や経済状況、地域の社会資源など多岐にわたる情報収集が必要である。
4アセスメントシートを使用する際は、すべての項目を順番通りに聞かなければならない。
5コンサルテーションとは、関連機関や関連領域の専門家との相談等により、援助者が専門的助言や示唆を受けることである。
問48
ソーシャルワークにおける相談援助者の基本姿勢として、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1クライエントに対していかなる差別もしない。
2判断能力が低下しているクライエントであっても、自己決定を尊重して支援する。
3クライエントから得た個人情報は、クライエントの同意を得ないで、近隣住民からの照会に応じて提供してよい。
4支援計画では、短期・長期などの期間を設けることなく、目標を立てる。
5クライエントが抱えている不安、ためらい、遠慮などに注意する。
問49
ソーシャルワークにおける地域援助について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1専門家によって行われるため、地域住民の参加は必要ではない。
2地域アセスメントの手法には、福祉施設への聞き取り調査が含まれる。
3アドボカシーとは、地域に出向き潜在的なニーズを発見することである。
4地域包括ケアシステムを構築するプロセスには、地域資源の発掘が含まれる。
5高齢者の孤立死を防ぐため、見守りネットワークを構築することが重要である。
問50
介護保険における訪問介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
1訪問介護は、その利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう援助を行うものである。
2利用者の同居家族等に障害や疾病がなくても、その他の事情により、家事が困難である場合には、生活援助を利用することができる。
3事業所は、訪問回数が少ない利用者には、訪問介護計画を作成しなくてもよい。
4事業所のサービス提供責任者には、特段の資格要件はない。
5事業所のサービス提供責任者には、サービス担当者会議への出席等により、居宅介護支援事業者とのを図ることが業務として位置付けられている。
問51
介護保険における通所介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
1通所介護の基本方針には、利用者の家族の身体的及び精神的負担の軽減を図ることが含まれる。
2機能訓練指導員を1人以上配置しなければならない。
3事業者は、事業所ごとに通常の事業の実施地域を定めなくてもよい。
4事業者は、利用料以外に利用者が使用したおむつ代の支払いを受けることができる。
5事業所の建物と利用者の居住建物が同一の場合、その建物に居住する者以外に、当該事業所を利用させてはならない。
問52
介護保険における訪問入浴介護について正しいものはどれか。2つ選べ。
1指定訪問入浴介護の基本方針には、居宅での入浴の援助を行うことによって、利用者の心身機能の維持を図ることが含まれる。
2サービスの提供の責任者は、入浴介護に関する知識を有していなくてもよい。
3サービス提供に使用する浴槽は、あらかじめ利用者が用意しなければならない。
4事業所ごとに、医師を1人以上配置しなければならない。
5事業者は、セクシュアルハラスメントにより、従業者の就業環境が害されないよう必要な措置を講じなければならない。
問53
介護保険における短期入所生活介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
1短期入所生活介護計画は、利用期間にかかわらず、作成しなければならない。
2居室については、日照、採光、換気等利用者の保健衛生、防災等について十分考慮しなければならない。
3利用者20人未満の併設型の事業所の場合、介護職員は常勤でなくてもよい。
4事業者は、利用者から理美容代の支払いを受けることができる。
5事業者は、その利用者に対して、利用者の負担により、当該指定短期入所生活介護事業所の従業者以外の者による介護を受けさせることができる。
問54
介護保険における住宅改修について正しいものはどれか。3つ選べ。
1事前の支給申請に必要な「住宅改修が必要な理由書」は、原則として、被保険者本人が作成する。
2取付工事の必要のないスロープによる段差の解消は、住宅改修費の支給対象とならない。
3ポータブルトイレの設置は、住宅改修費の支給対象とならない。
4浴室の床材を滑りにくいものに変更することは、住宅改修費の支給対象となる。
5転居前の住宅について住宅改修費の支給を受けた場合、転居後の住宅については住宅改修費の支給を受けることができない。
問55
介護保険における認知症対応型通所介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
1指定認知症対応型通所介護の基本方針には、利用者の社会的孤立感の解消が含まれる。
2単独型・併設型指定認知症対応型通所介護事業所は、機能訓練室を備えなければならない。
3単独型・併設型指定認知症対応型通所介護事業所の生活相談員は、介護支援専門員でなければならない。
4若年性認知症の要介護者は、指定認知症対応型通所介護を利用することができない。
5認知症対応型通所介護計画の作成後に居宅サービス計画が作成された場合は、当該認知症対応型通所介護計画を必要に応じて変更する。
問56
介護保険における小規模多機能型居宅介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
1利用者の居宅又はサービスの拠点において、家庭的な環境と地域住民との交流の下で行わなければならない。
2宿泊サービスでは、利用者1人につき1月当たりの利用日数の上限は定められていない。
3宿泊サービスの利用者が1人であれば、夜間及び深夜の時間帯を通じて、夜勤や宿直を行う職員を置かないことができる。
4通いサービスの利用者が登録定員に比べて著しく少ない状態が続くものであってはならない。
5宿泊室については、宿泊専用の個室でなければならない。
問57
指定介護老人福祉施設について正しいものはどれか。2つ選べ。
1入所者の意思及び人格を尊重し、常にその者の立場に立ってサービスを提供するように努めなければならない。
2災害等のやむを得ない事情があっても、定員を超えて入所させることはできない。
3指定介護福祉施設サービスを受ける必要性が高いと認められる入所申込者を優先的に入所させるよう努めなければならない。
4入所者の入浴又は清拭の頻度の下限については、定めがない。
5夜間には、常勤の介護職員を置くことは義務付けられていない。
問58
生活保護制度について正しいものはどれか。3つ選べ。
1すべて国民は、生活保護法の定める要件を満たす限り、保護を無差別平等に受けることができる。
2保護は、原則として、世帯を単位として行われる。
3介護施設入所者基本生活費は、住宅扶助として給付される。
4介護扶助は、原則として、金銭給付により行われる。
5被保護者の収入として認定されるものには、老齢基礎年金が含まれる。
問59
成年後見制度について正しいものはどれか。2つ選べ。
1成年後見制度の理念の一つとして、成年被後見人等の自発的意思の尊重がある。
2成年後見人の選任は、都道府県社会福祉協議会が行う。
3成年後見人は、弁護士に限られる。
4任意後見では、任意後見人の不正や権限濫用がないよう監督するために、任意後見監督人が選任される。
5任意後見人の配偶者は、任意後見監督人となることができる。
問60
高齢者虐待防止法について適切なものはどれか。2つ選べ。
1高齢者虐待には、養介護施設従事者等によるものが含まれる。
2養護者の高齢者に対する著しい暴言は、身体的虐待に該当する。
3高齢者を衰弱させるような養護者による長時間の放置は、著しく養護を怠ること(ネグレクト)に該当する。
4介護支援専門員には、高齢者虐待の早期発見の役割は期待されていない。
5都道府県は、養護者の負担を軽減するため、養護者の相談、指導及び助言その他の必要な措置を講じなければならない。

正解は…1・2・3