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- 【分野別テスト】保健医療福祉サービス分野(総合)
第14回 介護支援専門員 実務研修受講試験問題【解答・解説】学校法人 藤仁館学園
保健医療福祉サービス分野(総合) 分野別テスト
あなたの点数は 20/25
問41

次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
問42

感染症について適切なものはどれか。3つ選べ。
正解は…1・4・5
- 爪白癬では内服投与が治療の基本となるが、爪白癬以外のカビが原因となる皮膚感染症については通常塗り薬による治療が行われる。
- 高齢者の肺結核は若年時に罹患し初感染巣に残っていた結核菌が、免疫力の低下により勢いを盛り返し発症することがある。
- 下痢症状がなくなっても感染から1~3週間は便からのウィルスの排出は続く。
- 季節型インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンを両方接種することでより高い肺炎予防効果が得られる。同月に摂取することも可能である。
- 症状の安定している高齢者施設の入所者などがMRSAの感染症を引き起こす確率は極めて低く、MRSAを保菌しているからといって、隔離したり、入所制限をするなど特別な対応をとる必要はないとされている。
問43

次の記述のうち正しいものはどれか。3つ選べ。
正解は…1・2・5
- 指定介護療養型医療施設は居宅介護支援事業者等との密接な連携に努めなければならないとされている。
- 指定療養通所介護事業所の管理者は看護師(准看護師不可)とされている。
- 安全・サービス提供管理委員会を設置しなければならないのは指定療養通所介護事業者である。
- 薬局の薬剤師が居宅療養管理指導を行う上で医師または歯科医師の指示が必要とされる。
- サービス提供困難時には適切な措置を講じなければならないとされている。
問44

認知症に関する記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
正解は…1・2・3
- BPSDにはほかに徘徊・不潔行為・暴力なども含まれる。
- レビー小体型認知症では、初期より幻覚、特に幻視が現れることがしばしばである。幻視とは、実際には存在していないものがあるものとして生々しく見える症状で、壁に虫が這っている、子供が枕元に座っているなどが比較的よくみられ、ふとんが人の姿にみえるといった錯視の症状もしばしばみられる。これらの視覚性の認知障害は暗くなると現れやすくなる。
- 老人性認知症疾患に対して、精神科医療を行うための専門病棟の中で介護保険の施設サービスを提供できるのが老人性認知症疾患療養病棟である。
- 認知症疾患医療センターは一般の医師では判断の難しい初期の認知症からBPSDのある認知症の精神科的治療も行っており「専ら高度な認知症治療」に限定されるわけではない。また専門医療機関への紹介やさまざまな情報提供も行っている。
- 精神科病院への措置入院は精神保健指定医である医師の診断を要する。
問45

次の記述について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
正解は…1・2・4
- 終末期介護における利用者家族のニーズは多岐にわたるため、さまざまな専門職種からなるチームで関わっていく必要がある。
- 「死の教育」を通して、心安らかに臨終のときまでを看取ることが可能になる。
- 終末期における急激な変化により介護の必要性が増した際の介護負担軽減として、後方支援の病院における看取りの可能性を説明することは重要である。
- 継続治療している患者で24時間以内に診察を行った場合に限って、死亡確認することなく死亡診断をすることができる。
- 死亡時刻は心臓死の時間、医師が往診して死亡を確認した時間、家族の同意により最後の呼吸をした時間等にする場合がある。
正解は…2・3・5