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社会・時事・他【震災特集】メッセージ 震災マニュアルを改定(2)2012年3月21日17時56分

 そうした経験を踏まえ同社はマニュアルを改訂。新しいマニュアルには発電機の備蓄を盛り込んだ。震災当時のガソリン不足の中、重宝した家庭用ガスボンベを燃料に発電するタイプを揃え、またコンセントが使えるLEDの蛍光灯も導入した。さらに非常食はこれまでカンパンを備蓄していたが、食べることができない高齢者も多く、レトルトのご飯などに切り替えた。そのほか、携帯トイレや携帯電話の充電器など今回の経験を通じて必要と感じられたものを整えるようマニュアルに加えた。

 職員の緊急時の連絡体制も見直。「震災直後、非番の職員は一刻も早く施設と連絡をとろうとそれぞれが電話連絡を試みましたが混線して、結果的に連絡がとれるまでに時間を要しました」(今井氏)からだ。

 今後、震度5強以上の地震があった場合、家族など身の回りの安否確認が取れたら、施設に集合することに決定。身動きが取れない場合は、今回、比較的連絡が取りやすかった携帯電話のメール機能などを利用して、施設管理者2人に連絡をいれるシステムに変更した。

 また震災時の行動については職員の役割を明確にして、初動から細かくフローチャートを作成した。どの施設も災害マニュアルは整備しているが、実際に遭遇するとマニュアルの不備が見えてくる。その意味ではメッセージのマニュアルはさらに完成度が高まったといえる。

 同社では3月末までに全施設で新マニュアルに沿った避難訓練を実施する予定だ。

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<シルバー産業新聞 2012年3月10日号>

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