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社会・時事・他高齢者率過去最高 14年交通事故死亡者2015年5月 1日08時05分

 警察庁は3月19日、「2014年中の交通事故の発生状況」を公表した。昨年中の交通事故による死者数(事故発生から24時間以内の死者)は、4,113人で14年連続の減少となり、ピーク時(1970年=1万6,765人)の4分の1弱となったが、65歳以上の高齢者は前年より110人減の2,193人ながら、死者数に占める高齢者の割合は53.3%で過去最高を更新した。

0409keisatsu.jpg 死者数は01年以降一貫して減少しており、減少要因として特にシートベルト着用者率の向上、飲酒運転の減少、事故直前の車両速度の低下などが挙げられている。

 高齢者の死者数は、高齢者人口の増加に伴って、80年代から増加傾向を示し、93年には若者(16~24歳)を上回り、年齢層別で最多の年齢層となった。過去10年間の推移は、各年齢層で大きく減少し、高齢者以外では52%減少しているが、高齢者は26%の減少にとどまる。全体に占める高齢者の割合は年々増加し、昨年は人口構成率25.1%の2倍以上の53.3%に至った。

 高齢者の死者数を状態別にみると、歩行中が1,064人と半数近く(48.5%)を占め、自転車乗用中が345人(15.7%)だった。

 高齢者は他の年齢層と比べて、致死率(死傷者に占める死者の割合)が6.5倍、重傷者率(負傷者に占める重傷者の割合)は3.1倍となっており、他の年齢層に比べて事故に遭った場合の被害程度が深刻になっていることを、顕著に表している。

 原付以上運転者(第1当事者)による交通事故件数を年齢層別にみると、高齢者が18.7%で最も多く、過去10年間の推移でも、全体としては減少(04年の0.60倍)しているが、高齢運転者の事故は、高齢者の運転免許保有者数の増加などを背景に、高い水準(同1.07倍)にある。

 なお、警察庁が同時に公表した14年中の「30日以内死者」(事故発生から30日以内の死者)は、最少だった前年より314人減の4,838人で、過去最少を更新。高齢者も前年より136人減の2,635人だったが、死者数に占める割合は、54.5%と24時間死者よりさらに高くなっている。

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