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社会・時事・他東京防災救急協会 小規模施設の防火講習会開催2013年10月22日18時12分

GH職員ら過去の火災事例を教訓に火災対応

 東京防災救急協会(東京都千代田区、関口和重理事長)は7月12日、墨田区内の本所防災館で「小規模社会福祉施設の防火実務講習会」を開いた。講習会には、都内のグループホーム(以下GH)職員など16人が参加。施設での火災発生時の対応について理解を深めた。

 同講習会の目的は、過去の火災事例を教訓に、GHなどの小規模社会福祉施設で迅速な火災対応や防火管理の充実を図ること。施設の介護職員や防火管理者などを対象に、講義、自衛消防活動訓練、救出活動訓練がそれぞれ70分という内容で実施された。講師は、同協会の元消防隊職員らが務めた。

 講義は、防火管理の進め方や留意点などをテーマに実施。参加者は、過去に長崎県で起きたGH火災などを事例として振り返りながら、火や煙の危険性、防火設備の性能、火災時の行動や日頃の備えなどについて学んだ。

 自衛消防活動訓練では、火災の発見から通報、消火、避難などの対応をロールプレイング形式で実践。深夜の火災発生場面を想定しながら、GHに見立てた設備の中で行われた。勤務者役は、自動火災報知設備や火災通報装置の作動確認、消防機関への通報、初期消火、入居者の誘導・救出など、一連の火災対応の習得に励んだ。時間測定というプレッシャーの中、他階への煙の充満を防ぐための扉の閉め忘れや、歩行困難な入居者の搬送に苦労する姿が見られた。

 ほかにも救出活動訓練では、服や布団を活用した救出方法、また背負いなど人による救出方法を学んだ。

 この日参加した都内の特別養護老人ホームに勤務する介護福祉士の女性は、「実技は難しそうに見えたが、やってみると意外とできた。今後、入居者の要介護度が高くなっていくことを考えると、講習への参加は大切になってくると思う」と感想を語った。講習会終了後には、受講者へ修了書が手渡された。

 講習会は、11、12月にも開催が予定されている。要望に応じて出張講習も行っている。問合せは同協会講習事業部(TEL. 03・5295・2808)まで。

<シルバー産業新聞 2013年9月10日号>

  • 東京防災救急協会_訓練写真.jpg
  • 居室から歩行困難な入居者を
    救出する勤務者役の女性

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