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社会・時事・他キタバ薬局 在宅での「床ずれ予防」でセミナーシリーズ開催2013年10月11日21時00分

 キタバ薬局グループを運営する「せいき」(大阪府富田林市、南啓二社長)は、在宅介護現場での褥瘡予防・ケアについて、介護従事者向けの無料セミナー(全4回予定)を開始した。床ずれ予防関連メーカー4社とのコラボレーション企画で、第1回目は「褥瘡ケアの基本~スキンケアを中心に~」と題して、皮膚・排泄ケア認定看護師(WOC看護師)の根本秀美氏の講演と、アルケア(東京都墨田区、鈴木輝重社長)のスキンケア商品実演が行われた。在宅での床ずれ予防を目指す地元の介護施設従事者、ケアマネジャー、福祉用具事業者らが多数詰めかけた。

■WOC認定看護師によるセミナー

 WOC看護師は、日本看護協会が認定する指導的立場に立つ資格者で、全国約1800人が活躍。ただ、その活躍現場は主に病院。在宅介護や療養者にとって、在宅での床ずれ予防の指導者が求められている。

 講演で根本氏は、褥瘡予防・管理ガイドライン(2009)に基づいて「褥瘡予防・管理の基本は、皮膚の観察、褥瘡発生の予測、リハビリテーション、患者教育(家族やヘルパー)とともに、圧迫・ずれの排除、スキンケア、栄養管理なども重要」と説明。

 「褥瘡の状態を観察して、たとえばお尻の片側に発赤ができている場合には、日常的に片側にずっこけ座りをして生活していることを疑い、体幹保持などの検討をする」など、在宅での床ずれ予防に重要な多職種連携の中で、介護職に期待される役割について、実例を交えながら説明した。

■「床ずれ」テーマにメーカー各社とコラボ

 同セミナーは、在宅での床ずれ予防を目的に▽「ユニ・チャームヒューマンケア」(排泄)▽「アルケア」(スキンケア)▽「タイカ」(睡眠)▽「イーエヌ大塚製薬」(栄養)――のメーカー4社がコラボレーションして推進。一体的に提案することで在宅での床ずれ予防を実現することを目指す。

 こうした取り組みに強く共感したセミナー主催者の「せいき」は、同社の展開する店舗で4社製品が一体的に提案できる売り場づくりを行うなどしてきた。その活動を本格始動させるため、今回のセミナーシリーズ開催となった。

 キタバ薬局介護事業部の伊達宗紀部長は「半年前から4社コラボの床ずれ予防に関する売り場づくりをしてきた。店員もメーカーから直接、何度も商品説明を受けており、積極的に声掛けができるようになった。自動排泄処理装置といった説明の必要な商品も多いので、こうしたメーカーの協力はありがたい」と話す。

 次回以降セミナーは2カ月後をめどに開催予定。

 問合せは、せいき介護事業部(0721・40・1350)まで。

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  • セミナーに聞き入る参加者


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  • 「関連製品を分かりやすく」と伊達部長

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