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社会・時事・他フィンランド福祉視察③待機者がいるサ付き住宅 その22012年12月14日18時05分

近隣の独居高齢者にもサービス提供


 この協会は88年に3人の年配の女性が、 近隣の独居高齢者を心配して手押し車にコーヒーを載せて配ったことから始まったという。 ケアの理念をとても大切にしていて、 施設長が丁寧にカンティ協会の基本的な方針について話してくれた。 近隣の独居高齢者のためにさまざまなクラブ活動を運営していて、 これにはスロットマシーン協会からの助成がある。  
 

 ヘルシンキの移民人口は10%に達しているそうだが、 移民も高齢化しつつあり、 ソマリア人の高齢女性のためのクラブ活動も行っている。 印象に残ったのは職業学校の移民の学生たちに賃金を支払って短期間の研修をさせていたことだ。 研修の指導員も移民系の職員だった。 「リクルートが目的ではなく、 彼らがケアの仕事を少しでも理解してくれるようになればいいのです」と所長が語っていた。
 

 今回の視察で見た障がい者住宅も高齢者の住宅も個室で、 すべてに車いすで利用できる浴室がついていることがうらやましかった。 またどちらのホームも最期まで看取る体制が整っていると聞いてすごいなと思った。 同行したわが社の商品企画部長である藤本欣也は、 ホームが周りに住む独居の高齢者にも開放され、 彼らが食事をしたり、 クラブ活動に参加できることに感銘を受けたようだ。
 

 フィンランドでの視察は1週間だったが、 先進的な高齢者・障がい者の取組をみて、 藤本も私もまた職場でがんばろうという気持ちになったのだった。     (了)

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