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社会・時事・他介護ベッド事故 5年で179件、37人が死亡2012年10月23日18時49分

 介護ベッドの柵や手すりに頭や手足が挟まるなどの事故が2007年度からの5年間で179件発生し、死亡または重傷を負った事故のうち半数以上が家庭内で起きていたことが、製品評価技術基盤機構(NITE)の調べで分かった。NITEは「介護する人の対策で防げる事故がある」と呼びかけている。

 NITEは5年間で起きた事故のうち、同一業者のリコール事例を除く136件を分析(表1)。製品種別では、「介護ベッド」が36件(うち死亡が6件7人、重傷11件11人)、「ベッド用グリップ」が53件(うち死亡が9件9人、重傷20件20人)、「サイドレール」が47件(うち死亡21件21人、重傷11件11人)で、合計で死亡36件37人、重傷42件42人、軽傷41件41人等で、死亡、重傷を負う重大な事故に至ったケースが全体の約6割を占めた。09年度に減少したものの、その後再び増加傾向が続いている。
 死亡及び重傷事故の発生場所は、家庭内が46件と過半数。病院が19件、介護施設が11件だった(表2)。

 事故原因について、製品の設置や使い方に起因すると判断された98件の事故を現象別にみると、①サイドレールまたはベッド用グリップの中に頭、手足が入り込んだ38件。②サイドレールとサイドレールの隙間に首や腕が挟まった10件(うち死亡6人)。③ベッドとサイドレールまたはベッド用グリップとボードの隙間に頭や手足が入り込んだ10件(死亡3人)と重大な事故につながっている。

 介護ベッド等の事故は、身体機能や認知レベルが低下するほど人的被害が多くなっており、設置方法に問題がある等介護ベッドの使いはじめに発生する事故も多くなっている。そこで、今回介護に携わる人に事故を防止するため、改めて注意喚起を行ったもの。

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  • 【表1】製品種別被害状況
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  • 【表2】発生場所・年代別被害件数

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