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社会・時事・他オリックス・リビング調査 家族の介護と仕事「両立できる」5%2016年12月19日07時05分

介護への不安 依然高く86%

 有料老人ホーム・高齢者住宅を運営するオリックス・リビングは、11月11日の「介護の日」に合わせ、全国の40代以上の男性747人、女性491人の計1,238人を対象に第9回「介護に関する意識調査」を実施、その結果を公表した。

 「家族の介護が必要になった場合、介護離職せず、仕事と両立できるか」との問いに、「できると思う」人は5.7%(昨年9.7%)にとどまり、「できない」は62.9%に上った。「できる」は男性で6.0%に対し、女性は5.2%。特に働き盛りで介護に直面する50代が男性(3.3%)、女性(4.0%)ともに一番低く、国や企業が介護離職防止策を打ち出しているにもかかわらず、多くの人は仕事と介護の両立の難しさを感じていることを表す結果となった。

1210orix.jpg 家族の介護について、「不安を感じる」が35.5%、「やや不安を感じる」が51.8%で、87.3%が不安を感じていることが分かった。2012年は86.0%、13年は85.7%、14年は86.3%、15年85.3%と推移しており、高い数字がさらに上昇している。

 家族の介護に対する不安については、68.5%が「精神的な負担」と回答。男性では、「費用面」67.0%、女性では「精神的な負担」77.8%が最も高かった。

 自身の介護についても、「不安を感じる」が39.9%、「やや不安を感じる」が46.6%で、86.5%が不安を感じていることが分かった。12年は86.1%、13年は85.8%、14年は86.2%、15年は86.6%と推移しており、「家族の介護」同様、依然高い数字が続いている。

 自身に介護が必要になった時については、「まだ何も考えていない」が68.5%、「考えているが、まだ家族に伝えていない」が22.5%で、9割以上(91.0%)が、具体的には家族に伝えていない結果となった。

 「あなたの人生設計の中に介護費用は含まれているか」との問いに、75.8%の人が「含まれていない」と回答。特に40代では男性87.5%、女性87.7%と9割近い人が「含まれていない」ことが分かった。

 配偶者の介護については、「配偶者を介護したい」が44.3%、「配偶者を介護したい気持ちはあるが、現状を考えると難しい」31.2%を合わせ、75.5%が配偶者を介護したい意向だったが、男性の82.1%に対して女性は65.9%と、男女間に大きな違いが出た。しかし、配偶者を介護できる自信は、「自信はあまりない」52.7%、「自信はない」35.6%と約9割(88.3%)が自信はないと回答している。

 配偶者による介護については、「配偶者に介護されたい」26.0%、「配偶者に介護されたい気持ちはあるが、現状を考えると難しい」28.5%を合わせると、54.5%が配偶者による介護を希望しているが、男性の67.8%に対して女性は34.9%と、男女間にさらに大きな違いが出る結果だった。

 介護ロボットによる身体介護については、77.7%が「受けたい」「受けてもよい」と回答した。理由として、過半数が「ロボットは気を使わない」点をあげた。使ってみたいロボットは「歩行補助」(62.2%)、「排せつ補助」(48.9%)、「認知症による徘徊や転倒を発見する見守り」(46.1%)など。一方、ロボット否定派は「人の手で介護されたい」(55.7%)、「安心、安全と思えない」(29.2%)などを理由にあげた。

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