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社会・時事・他介護と仕事「両立できる」1割足らず オリックス・リビング調査2015年12月28日08時00分

 有料老人ホーム・高齢者住宅を運営するオリックス・リビングは、11月11日の「介護の日」に合わせ、今年も全国の40代以上の男性782人、女性456人の計1,238人を対象に「第8回介護に関する意識調査」を実施、このほどその結果を公表した。

 家族を介護する必要が生じた場合、介護離職せず「仕事」と「介護」の両立が「できると思う」人は9・7%で、特に働き盛りの40歳代の男性では9.0%、女性では3.0%、50歳代男性では7,9%、女性では7.1%と、仕事と介護の両立の難しさを表す結果となった。

 家族の介護について、「不安を感じる」が37.0%、「やや不安を感じる」が48.3%で、85.3%が不安を感じていることが分かった。2012年は86.0%、13年は85.7%、14年は86.3%と推移しており、依然高い数字が続いている。

 家族の介護に対する不安については、7割近くが「精神的な負担」と回答。男性では、「費用面」69.7%、女性では「精神的な負担」74.3%が最も高かった。

 自身の介護についても、「不安を感じる」が37.7%、「やや不安を感じる」が48.9%で、86.6%が不安を感じていることが分かった。12年は86.1%、13年は85.8%、14年は86.2%と推移しており、「家族の介護」同様、依然高い数字が続いている。

 自身に介護が必要になった時については、「まだ何も考えていない」が67.6%、「考えているが、まだ家族に伝えていない」が24.6%で、9割以上(92.2%)が、具体的には家族に伝えていない結果となった。

 「あなたの人生設計の中に介護費用は含まれているか」との問いに、72.4%の人が「含まれていない」と回答。特に40歳代では男性85.4%、女性86.1%と9割近い人が「含まれていない」ことが分かった。

 配偶者の介護については、「配偶者を介護したい」が45.1%、「配偶者を介護したい気持ちはあるが、現状を考えると難しい」31.5%を合わせ、76.6%が配偶者を介護したい意向だったが、男性の82.5%に対して女性は66.9%と、男女間に大きな違いが出た。しかし、配偶者を介護できる自信は、「自信はあまりない」55.0%、「自信はない」33.0%と約9割(88.0%)が自信はないと回答している。

 配偶者による介護については、「配偶者に介護されたい」26.2%、「配偶者に介護されたい気持ちはあるが、現状を考えると難しい」29.1%を合わせると、55.3%が配偶者による介護を希望しているが、男性の66.4%に対して女性は36.7%と、こちらも男女間に大きな違いが出る結果だった。

高齢期の地方移住は7割が希望しない

 高齢期になった場合、大都市圏からの地方移住や地方の中の市街地への移住を希望するかとの問いには、「希望しない」27.5%、「どちらかというと希望しない」41.8%となり、約7割(69.3%)が希望しない結果となった。男性40歳代56・9%↓50歳代61.9%↓60歳代以上72.9%、女性40歳代62.1%↓50歳代70.2%↓60歳代以上80.7%と、男女とも年齢が上がるにつれて地方移住を希望しない割合が高くなる結果になった。

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