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社会・時事・他病院と福祉用具事業連携モデル 船橋市立リハ病院(2)2012年4月10日07時36分

病院内に福祉用具ショップを設置

 障がいを抱えた患者が在宅に復帰する上で重要となるのが、福祉用具の活用や住環境の整備。船橋市立リハビリテーション病院では、福祉用具事業者のライフステップサービス(埼玉県三郷市、太田恵久社長)と委託契約を結び、病院の中に福祉用具のショップを設置している。

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  • 病院内に福祉用具ショップを設置し、質の高い福祉用具サービスが提供されている

 ショップ内には生活環境整備担当者という福祉用具の専門家が配置され、院内で利用する車いすなどの適合調整から、カンファレンスを通じた退院後の福祉用具の導入選定まで、リハビリテーションの流れを取り入れた質の高い福祉用具サービスを提供している。

「自宅に帰ったら制度が変わり、使っていた福祉用具が変更されると利用者は困ってしまう。一連の流れの中で、使用していた車いすが段々と高機能の物から軽い物へと変わって行く。それが自立支援。そのために、誰かが継続的に関わっていく仕組みが必要だった」と石川理事長。

さらに特筆すべきは、病院内で使用されている福祉用具については、ライフステップサービスが管理し、それを病院がレンタルするという仕組みで動いる点だ。そうすることで、病院側も無駄な在庫を抱えることなく、豊富な種類の中から患者の心身状況に適した福祉用具を提供することが可能になっている。

 「福祉用具のメンテナンスのために、病院スタッフが時間を割かれることもないので、患者のそばにいる時間をより増やせるメリットもある」。石川理事長は、これまでの病院運営の経験から、病院と福祉用具事業者が連携することのメリットを実感し、連携モデルの取り組みを進めてきた。

 「ノウハウを蓄積することで、患者、病院、事業者、それぞれにメリットがある仕組みを構築できた。他の病院や高齢者施設などでも同様の取り組みが広がれば、より質の高い福祉用具サービスの普及が期待できる」と石川理事長は話している。

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<シルバー産業新聞 2012年3月10日号>

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