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社会・時事・他EPA介護福祉士試験のあり方検討会開催2012年4月23日19時19分

時間延長に賛同、振り仮名は意見分かれる

 厚労省は、3月23日に経済連携協定(EPA)介護福祉士候補者に配慮した国家試験のあり方に関する検討会(座長=潮谷義子・長崎国際大学学長)の第1回会合を開き、EPA候補者がより問題を理解できるよう、今後の介護福祉士試験のサポート策について議論を開始した。委員からは「問題を理解するのに日本人以上の時間が必要」と時間延長を求める意見に賛同する声が挙がった。

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  • 議論は6月までに取りまとめられる

 

 EPA候補者の国家試験の低合格率については、看護師試験で問題になっており、介護福祉士試験も対策、改善が求められている。検討会は6月までに計5回開催し、関係団体や候補者からヒアリングなど行い、意見を取りまとめる方針だ。

 第1回目の会合では、事務局からEPA候補者の試験受験までの経緯説明、今後の進め方の確認、各委員の紹介が行われた。

 その中で川村よし子委員(東京国際大学教授)は、問題内容の把握に日本人以上に時間がかかることを説明。時間延長と漢字全てに対し振り仮名をつける必要性を訴えた。

 時間延長については、他の委員からも賛同する意見が多くあった。一方で振り仮名に対しては、橋本由紀江委員(国際交流&日本語支援Y代表理事)から「全てに振り仮名をつけるとかえって邪魔になる」という候補者の意見が報告され、見解が分かれる一面も見られた。

 北村聖委員(東京大学医学教育国際協力研究センター教授)からは「文化を表す言葉の中には、現場で用いられるものがあり、試験問題を簡単な日本語にすればいいというわけではない」と安易な日本語簡略化への懸念が示された。

 検討会のあった同日、看護師試験については小宮山洋子厚生労働大臣が、時間延長と全漢字に振り仮名をつけるよう特例措置で指示をした。

<シルバー産業新聞 2012年4月10日号>

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