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社会・時事・他「カメラでストレス度チェック」 高校生BPGで 2020年2月20日07時10分

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 「第7回高校生ビジネスプラン・グランプリ」(主催=日本政策金融公庫)の最終審査会が1月12日、都内で開催された。全国3808件のエントリーの中から勝ち上がったファイナリスト10組が登壇。6分間の持ち時間で、自ら考案したビジネスモデルを力説した。高校生ならではの自由な発想でありながら、完成度の高いビジネスプランに観客も熱心に聞き入っていた。

 千葉県の市川高等学校「S―Face」は「カメラで介護 ストレスの病から高齢者を守る」と題したプランを発表。高齢者施設入所者のストレス度を適宜把握することにより、自律神経失調症やうつなどストレスの蓄積が原因で発症する疾病を未然に防ぐことに役立てる。

 「S―Face」のメンバーが地元施設を調査したところ、まずは高齢者が意識せずにストレスチェックができる仕組みが必要だと気付いたという。そこで装着しなくてもストレス度が測定できるカメラの活用を思いついた。カメラが個人を識別し、さらに血流からストレス状態を把握する技術協力をリコーから得ることができた。しかし、課題となったのがカメラの設置場所。施設中にカメラを設置すると、やはり高齢者が意識してしまう上、導入費用もかさんでしまう。入所者の1日の行動を改めて分析した結果、手洗いで使う洗面所が、入所者の心理的負担と施設の導入負担を抑えながら、ストレス度を十分測定できるという結論に至った。

 これにより、ストレス度の変化を見極め、施設側は「直前のアクティビティがストレスの要因になっているようなので、内容を変更してみては」などの適切なフィードバックを受けられるという。

 メンバーの祖母が自律神経失調症を発症し、日常生活が困難になったことが今回応募したきっかけだった。発表者は「祖母のようにストレスを原因とする病気に悩まされている人々が全国に167万人もいる。このシステムで高齢者がストレスに悩まされない未来を提供したい」と熱く語り、同校は見事、優秀賞に輝いた。

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