ケアマネジャーはじめ介護・医療に携わる皆さまへ様々な最新
情報を深く分かりやすくお伝えする「シルバー産業新聞」です。

Care-new.jp

大中小 テキストサイズ変更RSS

シルバー産業新聞

社会・時事・他厚労省調べ 介護職員の給与、前年比月5,880円アップ2013年6月25日08時01分

 厚生労働省は5月21日、介護従事者処遇状況等調査の結果を公表した。昨年10月1日時点で介護職員処遇改善加算の届出をしている事業所は86.7%で、届出をした事業所の常勤介護職員の給与は前年より5880円増だった。介護職員処遇改善加算の新設効果が表れていると見られる。

 2012年に介護職員処遇改善加算の届出をしている事業所は86.7%で届出をしていない事業所は12.6%だった(表1)。施設・事業所別にみると、介護老人福祉施設、介護老人保健施設、認知症対応型共同生活介護事業所で届出事業所が90%を越えているが、介護療養型医療施設では55.3%にとどまっている。同加算の種類別では、同加算(Ⅰ)が91.7%、(Ⅱ)が4.3%、(Ⅲ)が2.9%で、どの施設・事業所とも(Ⅰ)が90%前後の高い割合を占めた(表2)。

 12年4月から9月の間の給与等の状況をみると、「給与等を引き上げた」が63.1%と高くなっており、「1年以内に引き上げる予定」の7.3%を加えると、7割を越える施設・事業所が引き上げることになる。引き上げたが高いのは、介護老人福祉施設の83.2%、介護老人保健施設の82.5%など。逆に低いのは、居宅介護支援事業所の55.4%、訪問介護事業所の56.0%など(表3)。引き上げの方法は、「定期昇給を実施(予定)」が75.1%で最も高く、「各種手当の引き上げまたは新設(予定)」が21.8%だった(表4)。

 同加算の届出をしている事業所で、11年・12年ともに在籍している介護従事者の年毎の平均給与(基本給・手当てとボーナスの月額換算分の合計)を比較すると、月給・常勤のものでは介護職員で5880円、看護職員で6830円、生活相談員・支援相談員で7010円、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、機能訓練指導員で8260円、介護支援専門員で5710円の増となっている(表5)。施設・事業所別にみると、介護老人福祉施設が7700円増でもっと高く、訪問介護事業所は4160円増、通所介護事業所は4870円増と低かった(表6)。

 調査は、全9万3938施設・事業所をサービスごとに設定した1/4~1/20にあたる施設・事業所を調査対象に実施、全体の回収率は83.0%だった。

  • 表1
  • 表1.jpg

  • 表2
  • 表2.jpg

  • 表3
  • 表3.jpg

  • 表4
  • 表4.jpg

  • 表5
  • 表5.jpg

  • 表6
  • 表6.jpg

「社会・時事・他」カテゴリーの最新記事

シルバー産業新聞購読のご案内

発展する「シニアマーケット」の動向など、確かな業界情報はシルバー産業新聞から。

1年間(12回)
7,700円(送料・税込)
2年間(24回)
14,214円(送料・税込)
3年間(36回)
19,545円(送料・税込)

購読、書籍のお申込みはコチラ

  • 福祉住環境コーディネーター検定試験
  • SSL グローバルサインのサイトシール