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社会・時事・他65歳以上の老老介護 過去最高54%に2017年7月28日07時00分

 厚生労働省が6月27日に公表した「2016年国民生活基礎調査」によれば、家族を自宅で介護している人のうち自身も65歳を超えている人が過去最高の54.7%に上った。

 調査は昨年の6~7月、要支援・要介護の認定を受けた全国の7,573人に状況を聞き、89.7%の6,790人から回答を得た。

 「主な介護者」は同居している家族が58.7%を占める。そのうち自身が要介護者も60歳以上同士が70.3%で、3年前の前回調査より1.3ポイント上がった。65 歳以上同士は同3.5ポイント上がって54.7%、75歳以上同士も同1.2ポイント上がって30.2%で、いずれも過去最高を記録した。

0710stress.jpg 同居の主な介護者の介護時間を要介護度別に見ると、「要支援1」から「要介護2」までは「必要なときに手をかす程度」が多くなっているが、「ほとんど終日」が「要介護3」では32.6%。「要介護4」では45.3%、「要介護5」では54.6%と最も多くなっている。 同居の主な介護者について、日常生活での悩みやストレスの有無をみると、「ある」が68.9%。男性が62.0%、女性が72.4%で女性が高くなっている。その理由を複数回答で尋ねたところ、「家族の病気や介護」(男73.6%、女76.8%)が最も多く、次いで「自分の病気や介護」(男33.0%、女27.1%)、「収入・家計・借金等」(男23.9%、女18.7%)、以下「家族との人間関係」、「自由にできる時間がない」、「自分の仕事」といった声が多く寄せられた。

 要介護者の年齢を年次推移でみると、年齢が高い階級が占める割合が上昇し、80歳以上の割合は、01年の57.9%から今回は69.4%に達している。16年を性別にみると、男性は「80~84歳」の26.1%、女性は「85~89歳」の26.2%が最も多くなっている。

 介護が必要となった主な原因で「認知症(18.0%)」が初めて1位になった。前回トップだった「脳血管疾患」は166%で2位。3位は13.3%の「高齢による衰弱」だった。要介護度別にみると、「要支援1」では「関節疾患」、「要支援2」では「骨折・転倒」、「要介護1」から「要介護4」までは「認知症」、「要介護5」では「脳血管疾患(脳卒中)」がトップだった。

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