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社会・時事・他福祉住環境コーディネーター試験 4/22より申込開始2014年4月12日08時00分

0417fjc.jpg 高齢者や障がい者に住みやすい環境を提案する「福祉住環境コーディネーター」の2級、3級試験が7月6日(日)に全国で実施される。申込期間は4月22日~5月23日。

 同試験は医療・福祉・建築の幅広い知識を身につけ、各専門職との連携による適切な住宅改修プランの提示や、福祉用具等に関するアドバイス、福祉・保険サービスなどの情報提供を行う。

 これまで延べ126万人が受験し約53万人が合格。13年度は1~3級あわせて約4万8,000人が受験し、約3万人が合格している。医療・介護・福祉サービス事業者、建築事業者、大学・専門学校生が受験者の多くを占める。

 2級からの受験や、2・3級の同日受験も可能。受験料は2級6,480円、3級4,320円。

 申込登録は東京商工会議所検定センターのサイト(www.kentei.org/)、または電話(☎03・3989・0777)にて。同サイトでは試験問題例や過去問題の模範解答、合格者の声などを紹介している。

 また、14年度の試験にあわせて公式テキストを改訂した。12年介護保険制度改正や障害者総合支援法の内容を反映し、各種調査・統計情報は13年12月段階のものに更新されている。

 テキスト代は1級5,400円、2級4,500円、3級2,500円。いずれも税抜。全国の主要書店で販売。

 問合せは同検定センター(☎03・3989・0777)まで。

 

(福祉住環境コーディネーター インタビュー)

住環境スキル生かしケアマネジャー、セラピストと対等な連携を

ヤマシタコーポレーション(世田谷営業所)水越良行さん

0417fjc2.jpg 2003年から福祉用具専門相談員として従事し、現在はヤマシタコーポレーション世田谷営業所の所長を務める水越良行さん。08年に福祉住環境コーディネーター2級試験に合格し、さらに福祉用具プランナー、福祉用具選定士も持つスペシャリストだ。

 試験にあたっては、公式テキストを用いて1カ月ほど勉強。「やはり医療、建築が難しかったです。また、ICFの知識などはなかなか普段の業務からは得られません。現場経験を体系的に見直す良い機会になりましたね」と感想を語る。

 水越さんは福祉住環境コーディネーターを在宅介護に不可欠なスキルだと強調。「住宅改修だけでなく、福祉用具の選定やケアプラン全体に関わってきます」と述べる。

 特に、退院前の家屋調査では病院のセラピストと自宅を訪問するので、住宅改修と福祉用具を一括で請け負うことで病院のメリットも大きい。

 ただし「予算に見合わないものや、福祉用具で解決できるような図面案をいただくことも少なくありません」と水越さん。介護保険や住環境を理解してもらい、最適な提案に結びつける調整役が自身の役割だと語る。

 世田谷区を10年以上担当している水越さんは地域のケアマネジャーからの信頼も厚く、ケアプランを協働して策定するケースも多い。「福祉用具、住宅改修は他の居宅サービスと横並びで検討されなくてはなりません。例えば入浴ニーズが高い利用者へは訪問入浴、デイ、浴室用リフト等が選択肢になるわけです」(水越さん)。

 さらに、同区が介護給付適正化事業として実施する「福祉用具購入に係る利用者宅訪問調査」の調査員も務め、地域全体のケアの底上げにも貢献する。

 水越さんは「サービス担当者会議や地域ケア会議にも専門相談員がどんどん出ていくべきです」と社会的役割の強化を求める。「福祉用具・住宅改修のプロとして信頼を得る方法の一つとして、検定試験が広まれば良いと思います」と語った。

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