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社会・時事・他「みずほ会」設立 聴覚・認知症チェック 機器開発に着手2012年6月14日10時24分

 医師や大学教授などのメンバーを中心に、 高齢者の難聴や認知症の早期発見、 介護予防の促進を目的とする団体 「みずほ会」 が3月に設立された。 同会は今後、 聴こえや認知症のチェックを行う機器の開発など、 難聴者の早期発見や補聴器装用といった適切な処置に繋げる仕組みづくりや普及啓発を目指す。

 耳鼻科医であり 「みずほ会」 立ち上げの発起人、 医療法人社団満寿会の小川郁男理事長は 「聴こえはコミュニケーションの基本。 難聴になりコミュニケーションが阻害されると、 高齢者は閉じこもりがちになるなど、 認知症やADL低下に繋がっていく恐れがある」 と話し、 認知症や介護予防には初期段階の対応が重要だと訴える。 小川理事長によると難聴高齢者に補聴器装用などの適切な対処を行わない場合、 認知症の発症リスクは2倍程度高まることも報告されているという。

 また現在、 日本では65歳以上の健康診査時に聴覚検査は定められておらず 「難聴高齢者を発見する仕組みが確立されていない」 と指摘し 「受診機会のない難聴高齢者をすくいあげることが役割」 と同会設立の目的を話す。

 昨年7月に小川理事長監修のもと開発された 「ペンギンズボイス」 は、 本体のスピーカー部を対象者の耳元に近づけて使用する簡易聴覚チェッカー。 収録された単語や質問を再生することで、 専門的な聴覚、 認知症診断の必要性を確認できる。 同製品は埼玉県内をはじめ、 既に全国約20カ所の自治体や福祉・介護施設で導入され、 主に介護予防の取り組みなどで活用されている。

 みずほ会では今後、 「聴力」、 「認知症」、 「補聴器」 などを専門分野とする各メンバーが共同し、 研究をさらに発展させ 「医療機器タイプ」 の聴覚・認知症チェック用機器開発を進める方針だ。 同時に機器開発のスポンサーも募集する。

 みずほ会メンバー=小川郁男 (満寿会理事長)、 秋山拡司 (ジェービーエレクトロニクス社長)、 川端隆司 (医療機器技術情報協会代表)、 柴田美帆 (満寿会鶴ヶ島ケアホーム医師)、 佐野智子 (城西国際大学准教授)、 深澤佳道 (日本補聴器センター事業部長)

〇問い合わせ ジェービーエレクトロニクス、 担当秋山  0495-35‐1133、 FAX0495‐71-5851

<シルバー産業新聞 2012年5月10日号>

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