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施設・住まい弥栄福祉会 多様な取り組みで支援の幅を広げる2019年12月 3日09時28分

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 社会福祉法人弥栄福祉会(大阪府泉南郡熊取町、岩田悛二理事長)は1998年に設立された地域の総合福祉拠点だ。多数の障害福祉サービス、介護保険事業所だけでなく、「やさかふぁ~む」の名で菜園や就労支援で洋菓子店を構えるなど、多様な取り組みで支援の幅を広げている。

 弥栄福祉会は障害福祉サービスが障害者支援施設やグループホーム、多機能型での通所施設、障がい者のホームヘルパーや相談支援事業など、介護保険サービスでは特養をはじめ、通所介護、訪問介護、居宅介護支援、また町委託の地域包括支援センター等を展開する。

 夏はサマーフェスティバル、秋はバザー・チャリティカラオケ大会の地域交流事業の開催や、介護予防として地域の高齢者へパワーリハビリ室を無料開放するなど、地域貢献にも績極的に推進している。障害者支援施設「くまとり弥栄園」では、長年にわたる府内の障がい者支援、生活支援員等の喀痰吸引等実施のための研修機関として福祉に関する人材の育成など、大阪府の福祉の発展に寄与した功績が認められ、昨年、天皇陛下より御下賜金が贈られた。

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 また特長的なものとしては、2009年よりオープンした多機能型事業所やさか内にある就労継続支援B型事業の洋菓子店「パティスリー ル・プルニエ」。地元の人を中心に愛され続けている。取材当日も思わず目移りしてしまうほど、たくさんのケーキがショーケースに並んでいた。同店の一番人気は焼き菓子の「ほろほろれんが」(写真)。口に入れるとほろほろと崩れる食感が特徴のソフトクッキーだ。障がい者の就労の機会の確保、働くことの生きがい、工賃の引き上げを目指し商品開発、販路拡大に努めてきた。

 17年度には「やさかふぁ~む」をオープン。小松菜、玉ねぎ、ジャガイモ等、数多くの野菜が栽培され、園芸療法の提供の場としても活用され、また芝生の広場は「癒しの場」として入園者のお気に入りの場所となっている。

多様な取り組みに欠かせない業務効率化

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 精力的に新たなチャレンジを続ける中、課題となるのが業務の省力化だ。同法人では障害福祉、介護保険の両サービスとともに、内田洋行(東京都中央区、大久保昇社長)の業務支援システム「絆 障害者福祉あすなろ台帳」「絆 高齢者介護」をそれぞれ利用している。絆シリーズ製品は、介護・福祉サービス事業の効率化や職員のマネジメントを支援する。ケア情報の記録・管理・分析、ケアプラン作成、請求などトータルソリューションとして提供されている。

 日々の計画や記録(日常生活・入院・外泊など)と請求業務が連動するため、「導入前のような記録や台帳を遡ったりすることなく、利用者支援や業務の効率化につながっている」。また、制度改正への対応をはじめ、手厚いサポート体制も評価する。「特に遠隔操作でのサポートは便利。内容によっては電話だけで教えてもらっても、スムーズに理解できないこともあり、助かっている」と石田一義事務長。同法人では、ケアの質の向上や業務負担軽減に繋がる方策について常に検討を重ねている。「職員がしっかりと効果が実感できるものを見極め、サービスや地域福祉の向上とともに、業務の効率化にも注力していきたい」と意気込みを語った。

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