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施設・住まい柏市在宅医療試行プログラム総括 東大高齢社会総合研究機構2011年12月20日10時26分

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  • 総括シンポでまとめを発表する各職代表者 

 東京大学高齢社会総合研究機構(鎌田実機構長)が開発を進めている「在宅医療研修プログラム」の試行プログラム「柏在宅医療試行プログラム」の修了にあたり総括シンポジウムが10月1日に東京大学柏キャンパスで行われた。

 同試行プログラムには、柏市の医師6人と、介護支援専門員、訪問看護師、歯科医師、薬剤師、病院関係者総勢24人が参加。在宅で医療・看護・介護サービスを提供する為、在宅診療医の育成、全職種間の連携構築・強化を目的する研修が約半年間行われた。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    

 医師は月2回の在宅実地研修を実施。在宅診療現場への同行、緩和ケア病棟回診に参加するなどし、在宅医療で必要となるスキルを身につけた。職種連携では、全職が集まり講師と共にテーマに沿った研修を月1回開催。「認知症」、「栄養・嚥下」、「褥瘡」、「緩和ケア」について情報交流を行った。

 総括シンポジウムで、医師である平野清氏は「今後ケアマネジャーや訪問看護師と連携をはかっていきたい」とのべ、「在宅の処方に対応する薬局の増加や、口腔ケアを担う歯科医師と連携強化が必要」と問題点を挙げた。ケアマネジャーの小林弘幸氏は、「ケアマネジャーは後方支援や全体の調整役となることが求められる」とし、ケアマネジャーが行うべきこととして、①地域の在宅活動をする医師、歯科医師、薬剤師を把握する②自由な意見交換が可能であり、顔の見える関係を築く③医療職にケアマネジメントや社会資源を知ってもらう活動をする④在宅医療の勉強し、多職種の考えを知る――の4点を挙げた。

 閉会の挨拶で同機構教授である辻哲夫氏は、「試行プログラムの評価、ヒアリングをしっかり行い、より洗練された用途別研修を構築し、まずは千葉県で普及させ後々は全国に広めていきたい」と締めくくった。

<シルバー産業新聞 2011年11月10日号>

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