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プリズム・社説 「プリズム」(2012年11月10日号)2012年12月11日21時14分

 かっこいいデザインは、そのものの機能が自然と使う人に受け入れられるものである。今年もグッドデザイン賞が発表され、介護福祉関連も多数の受賞があった。特殊衣料「頭部保護帽・アボット」は、2003年の単独受賞に続いて、JARI(日本自動車研究所)との共同受賞。03年は凍結路面での転倒事故による頭部の衝撃緩和の帽子としてファッション性が評価された。今回は保護帽の開発製造に取り組んできた特殊衣料が、自動車事故による人体傷害を研究するJARIとの共同プロジェクトにより開発した、おしゃれで快適な安全保護帽として受賞が決まった

 ▼年寄り臭さが補聴器の普及を妨げている。このネガティブなイメージを払拭するようなシーメンス「補聴器・シーメンスクール」も受賞した。古代の勾玉(まがたま)のような形状。耳穴を完全にはふさがず、こもり感のない聞こえを実現。めがねと同様に、見せる補聴器になってほしい

 ▼1人乗りの超小型電気自動車、トヨタ車体「コスム(ピーコム・ビーコム)」は、乗り降りしやすく運転のしやすいドアのないボディデザインで、ブレーキを踏むと充電するというエコ設計で受賞した。将来、近距離移動のツールとして、電動カートの兄貴分のような存在になるかも知れない

 ▼以前、本欄で紹介した岩手県釜石市の平田地区の仮設住宅が、「コミュニティケア型仮設住宅団地」として受賞した。地元自治体と東大高齢社会総合研究機構が作った。玄関の向きを向かい合わせ、その間に屋根を作り、ウッドデッキを渡した。失われた地域の再生をめざす取組みだ。同じく、県産材の杉を使ったログハウス工法の福島県「木造仮設住宅群」も受賞。住み心地のよさや再利用ができるログ材の活用などが評価された

 ▼57年に始まったGデザインの受賞件数は、3万8000件に及ぶという。今後も医療・介護・地域福祉分野からも積極的に応募し、受賞が生まれることを期待したい。

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