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介護保険・行政札幌市 認知症カフェを3カ所でモデル開催2014年11月 4日08時00分

一般市民もボランティアで参加

 認知症の人や家族を地域の中で支えるために、札幌市では認知症カフェの取り組みを支援し、8月から9月にかけて市内3カ所で開催した。

 認知症カフェは、認知症の人や家族、地域住民、専門職など、誰もが参加できる場をつくり、認知症への理解を深め、認知症の人や家族を支援するための場。お茶やコーヒーなどを飲みながら、くつろいだ雰囲気で気軽に語り合うスタイルが特徴だ。

 札幌市の場合は、家族会や専門医、介護関係者、行政職員などで構成する札幌市認知症支援事業推進委員会が、認知症カフェに取り組む事業者や団体をサポートする形で取り組んでおり、一般市民のボランティアもスタッフとして参加しているなどの特徴がある。 

 同市の岡島さおり介護保険課認知症支援・介護予防担当課長は、「認知症サポーター養成講座を受講した方からは、せっかく得た知識を地域に活かしたいとの声もいただいていたので、今年度から認知症支援ボランティアの登録制度を開始させてもらいました」と話す。現在、認知症支援ボランティアには66人が登録し、認知症カフェの運営にも協力している。

 8月26日には、第1回目として、札幌認知症の人と家族の会、北海道若年認知症の人と家族の会が主催し中央区にて開催。介護経験者の交流や相談など、約80人が集まった。

 9月12日には、医療法人愛全会のグループホームが南区で自主的に開催。入居者が作った手芸品が展示される中、近隣住民など約40人がお互いの思いなどを語り合い、認知症への理解を深めた。

 9月21日に、ジャズの生演奏も行う認知症カフェを実施したのは社会福祉法人宏友会。当日は定員30人に対し、52人が集まるほどの盛況ぶりを見せ、認知症の人も生演奏に聴き入った。

 開催日にはスタッフとして、地域包括支援センターの職員や行政保健師にも参加してもらうようにしたと岡島課長。「市内には社会貢献をしたいという意識の高い事業者も多いので、これからも自主的な取組の支援をしていきたい」と話している。

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スタッフとして、一般市民もボランティアで参加(中央が市民スタッフの方)

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札幌市介護保険課認知症支援・介護予防担当課長 岡島さおり氏 

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グループホームの入居者が作った手芸品も展示

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ジャズの生演奏に聴き入る参加者

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