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介護保険・行政岡山市「最先端介護機器」の介護保険レンタル化2013年11月13日08時00分

コミュニケーションロボット「パロ」、空気圧人工筋アシスト「パワーアシストグローブ」、遠隔見守りシステム「おだやかタイム」を最終選定、来年1月より運用開始

岡山市が介護分野の総合特区(持続可能な社会経済モデル構築総合特区)の一環として取り組む「最先端介護機器」の介護保険レンタル対象化事業について、1次選抜9商品のうち、①遠隔見守りシステム「おだやかタイム」(イーシーエス)②空気圧人工筋による握力アシスト「パワーアシストグローブ」(ダイヤ工業)③コミュニケーションロボット「パロ」(大和リース)――の3商品を最終選定した。10月29日午前に大森雅夫市長が記者会見で明らかにした。

 来年1月より市独自の介護保険レンタル対象品目として17年度(平成29年度)まで運用されることになる。

 導入による財政面、効果面などのデータは国(厚生労働省)にも提供されることとなっている。国の成長戦略では介護ロボットの普及が掲げられており、15年実施の介護保険制度改正でも介護ロボット等の介護保険対象化が検討されている中、同市の特区事業は全国的にも関心を集めていた。

 最終選考に先駆けて10月22日に開催された体感型展示会には、1次選考9商品=「快速ウォーカー」(ウェルファン)、「H200ハンド・リハビリテーション・システム」「L300フットドロップ・システム」「見守り介護ロボット・ケアロボ『パル』(製造:テクノスジャパン)」(フランスベッド)、「うなずきかぼちゃん」(ピップ)、「座位保持ベルト」(ダイヤ工業)と、上記の最終選定3商品=が展示され、大森市長も出席。リハビリ専門職、ケアマネジャー、在宅介護事業者、施設介護関係者など想定を大幅に上回る300人以上が詰めかけた。

 市担当者は「想定以上に関心を集める事業となった。提案内容も素晴らしいものが多く、来年度も同様に公募実施する方向で調整したい」と語った。

 公募提案は①現行の介護保険制度における貸与が可能な13種目の福祉用具ではないこと②国が示す「介護保険制度における福祉用具の範囲」の7つの要件を全て満たしていること③医療機器として承認を受けた商品の場合は、医療の観点からの使用ではなく、日常生活での機能維持や機能訓練を目的として利用するものであること――の3項目を満たすものとされ、さらに有識者、行政担当者らで「安全性」「有効性」「期待される波及的効果」「実施体制」「利用実績、効果測定等に関する報告」など12項目700点満点で評価を数値化し、上位3商品を最終選考した。

 全国から25件の提案があり、10月中旬の1次選考で9商品に絞り込み、今回の最終選考結果を待つ状況だった。

  • 1102okayama.jpg
  • 展示会場で介護ロボットを体験する
    大森市長(左端)と製品説明をする
    大和リースの久徳聡氏(右端)

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