ケアマネジャーはじめ介護・医療に携わる皆さまへ様々な最新
情報を深く分かりやすくお伝えする「シルバー産業新聞」です。

Care-new.jp

大中小 テキストサイズ変更RSS

シルバー産業新聞

介護保険・行政介護人材テーマに討論会 日本介護福祉学会2017年2月22日17時00分

 日本介護福祉学会(会長=太田貞司・京都女子大学教授)はこのほど、都内で「介護福祉の危機 緊急討論会」を開催した。当日は同会の会員など100人以上が参加。介護人材をテーマにゲストのシンポジストらと活発な意見を交わした。

 淑徳大学の結城康博教授は、参加者から介護福祉士のあり方について質問を受け、介護福祉士と准看護師を統合した新たな資格の創設を提案した。「介護福祉士の平均年収は准看護師よりおよそ70万円低い。在宅の医療ニーズに応え、賃金が准看護師並みになれば、労働市場で他産業と競える水準になる」と人材不足解消の視点から持論を展開した。

 また日本での永住資格を持つフィリピン国籍の介護職員10人を雇用する墨田区の特養「たちばなホーム」の羽生隆司施設長は外国人の日本語能力について問われ、介護技能実習生の要件である入国時の日本語能力試験N4レベルは「当施設では採用しない」と回答。「外国人の面接をする機会も多いが、日本での滞在期間の長さと日本語能力はあまり関係がなく、周囲の環境が大きい。日常会話もままならない人ではとても仕事にならない」とし、労働者としては一定の日本語能力が必要であることを強調した。

 尾道福祉専門学校の上原千寿子校長は、定員割れが続くなど養成施設の厳しい現状を訴えた。また入学しても「その人らしい暮らしを支えるという介護の専門性がイメージできないと、学生が介護に魅力を感じない。しっかりとそのイメージが持てるように、我々自身が介護の魅力を丁寧に伝えていかなければならない」と主張した。

「介護保険・行政」カテゴリーの最新記事

シルバー産業新聞購読のご案内

発展する「シニアマーケット」の動向など、確かな業界情報はシルバー産業新聞から。

1年間(12回)
7,700円(送料・税込)
2年間(24回)
14,214円(送料・税込)
3年間(36回)
19,545円(送料・税込)

購読、書籍のお申込みはコチラ

  • 福祉住環境コーディネーター検定試験
  • SSL グローバルサインのサイトシール