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介護保険・行政杉並区 高齢者の地域活動にポイント発行 2011年9月28日20時00分

  杉並区では、高齢者の健康増進や社会参加を目的とした「長寿応援ポイント事業」に取り組んでいる。地域貢献活動などに参加した高齢者に区内の商品券等と交換できるポイントを付与し、高齢者がいきいきとした高齢期を過ごすことができるよう支援する。
  ポイントが発行されるのは区が認定した①地域貢献活動②健康増進・介護予防活動③いきがい活動――の3種類。③のいきがい活動とは高齢者が行う趣味の活動。地域貢献活動や健康増進活動だけでなくウォーキングやカラオケといった趣味の範囲まで対象となるのが大きな特徴だ。対象年齢は①、②が60歳以上で③のみ75歳以上。「身体機能が衰え始め閉じこもりがちな後期高齢者の外出のきっかけづくりが目的」と同区の田部井伸子高齢者施策課長は話し、趣味活動までを対象に含めたポイント事業に取り組む自治体は同区だけだという。
  現在、区が認定する活動の数は1121件。田部井氏は「同事業を通じて初めて把握したが活動団体の数は想像以上」と潜在していた人的な地域資源に驚いている様子だ。参加者からもポイントを貰うことで「これまでより張り合いがでた」「会が活気づいた」と好評だ。
  参加者が獲得できるポイントは活動の種類によって異なり、1回の活動につき、①の活動では5ポイント、②と③が1ポイント貰える。1ポイントは50円分の区内共通商品券と交換可能。昨年度の交換ポイント数は30万8550ポイント(1542万7500円分)だった。 
  また貯めたポイントの2割は地域貢献活動団体の助成に活用される。高齢者自身の健康増進、いきがいにつなげるだけでなく、社会参加によって高齢者も地域を支えあう一端を担うことに同区は期待を寄せている。そのほか杉並区に住む85歳の高齢者の要介護認定率は21年3月時点で28・4%となっているが、将来的には要介護認定の時期を遅らせることへの期待もあると同区は説明する。

  • 公園から歩く会.JPG
  • 杉並区で活動する「公園から歩く会」
  • 杉並区_田部井伸子高齢者施策課長.JPG
  • 田部井伸子高齢者施策課長

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