ケアマネジャーはじめ介護・医療に携わる皆さまへ様々な最新
情報を深く分かりやすくお伝えする「シルバー産業新聞」です。

Care-new.jp

大中小 テキストサイズ変更RSS

シルバー産業新聞

介護保険・行政厚労省 療養病床転換の新類型とりまとめ 2016年2月26日07時00分

医療の「内包型」と「外付型」を提示

 厚生労働省の「療養病床のあり方等に関する検討会(座長=遠藤久夫学習院大学教授)」は1月28日、「療養病床・慢性期医療のあり方の検討に向けて~サービス提供体制の新たな選択肢の整理案について~」をとりまとめた。2017年度末に廃止予定の介護療養病床などが転換する選択肢として新類型のイメージを示した。

 新類型は「医療内包型」と「医療外付型」の大きく2つ。医療内包型は医師や看護師が配置される医療提供施設、医療外付型は医療機関に居住スペースが併設され、医療や看護は併設医療機関などから提供されるイメージだ。さらに医療内包型は医療・介護の必要度が比較的高く、容体急変のリスクにも対応するタイプと容体は比較的安定している人を受け入れるタイプの2類型を設けた(表)。

 いずれの類型も療養病床の利用者像を踏まえ、長期利用に対応する「住まい」の機能を位置付け、プライバシーの尊重や家族などと交流可能な環境整備が必要とした。日常的な医学管理や看取り・ターミナルケア体制も備える。

 17年度末には介護療養病床と看護師配置が少ない25対1医療療養病床を合わせた約14万床が廃止される予定だ。介護療養病床は介護療養型老健などへの移行が進まず、廃止期限を6年延長した経緯がある。とりまとめでは17年度末廃止の方針を踏まえ、転換先の選択肢の一つとして新類型のイメージを整理した。

 ただしこの新類型導入の是非や、医療保険・介護保険のどちらに位置付けられるかなどは、今後このとりまとめを受け、医療部会や介護保険部会で検討される。

「介護保険・行政」カテゴリーの最新記事

シルバー産業新聞購読のご案内

発展する「シニアマーケット」の動向など、確かな業界情報はシルバー産業新聞から。

1年間(12回)
7,700円(送料・税込)
2年間(24回)
14,214円(送料・税込)
3年間(36回)
19,545円(送料・税込)

購読、書籍のお申込みはコチラ

  • 福祉住環境コーディネーター検定試験
  • SSL グローバルサインのサイトシール