在宅介護サービスなどを提供するまごころサービス福島センター(福島市、須田弘子理事長)は福島市の認可を受け、2月1日に常勤看護師1人で事業を行う訪問看護ステーションを開業した。1人訪問看護ステーションの開業は全国で初となる。
訪問看護の指定を受けるには常勤換算で2.5人以上の看護師などの人員を必要とするが、現在、東日本大震災の被災地では常勤1以上の人員で基準該当サービスとして認められる特例が厚労省から通知されている。しかし、これまで八戸市や仙台市など12市町村に申請があったが「医療ニーズは少ない」等の理由でいずれも認可は下りなかった。
今回、同センターの須田理事長は「近隣市町村から避難し、福島市の仮設住宅などに居住を移している高齢者は相当数いる」と同市での需要を担当者に訴え、認可にこぎつけた。訪問看護サービスを提供するのは同センターの看護師、佐藤かつ代さん。自宅を事業所にして、平日9時~17時の営業時間は1人で業務を行っていく。
ただし、この被災地特例が認められる期間は2月末まで。開業看護師を育てる会の菅原由美理事長は今後、国に対して期間延長を求めていくとしている。
<シルバー産業新聞 2012年2月10日号>
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