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介護保険・行政認定介護福祉士 求められる実践力のある専門性(2)2012年5月21日16時00分

  介護実践力については、具体的には、多様な利用者に対する最善の個別ケアの提供、リハビリ等の知識を応用した介護の計画・提供、認知症のBPSDの軽減、障がい特性(筋疾患、脊髄損傷等、統合失調症、先天性代謝異常等)に応じた介護の提供、心理的ケアと終末期ケアの実践、家族に対し見通しをもった説明を行い不安を軽減し介護力を引き出すこと。

介護チームの教育・指導とサービスのマネジメント力については、利用者や家族の真のニーズを把握し介護計画に反映・実行すること、科学的根拠や指標等に基づく説明と指導、介護チームのリーダーへのスーパービジョンやリスクマネジメント、記録様式などサービス管理に必要なツールの改善・開発、介護チームの意識改革や新しい知識・技術・実践をチームに浸透させることなど。

 他職種やそのチームと連携・協働する力については、介護の根拠を言語化して医療職やケアマネジャー等の他職種に説明できることや各種の専門的知識をもって他職種との連携・協働を行うこと、医療の知識に基づき介護の役割を拡充するとともに医療の必要性や介護の役割の限界等について判断すること、退院支援・回復期リハビリ等において生活支援の視点から役割を担うことなどとなっている。

13年度研修実施めざして今秋にモデル研修
 
 研修は、第一段階(200~250時間)、第二段階(200~250時間)の2段階とする。第一段階の研修は様々なキャリ志向の共通の基礎と位置づけ、技術志向のキャリアをめざす人にも不可欠な内容とされた。認定介護福祉士は教育・指導やサービス管理の中核となる役割のため、第二段階の研修がこれに対応する。

 研修は、7~8年の実務経験の期間に実施され、新しい知識の体系的な習得と知識の活用や経験との統合の積み重ねとされ、事例検討やケースレポート提出、演習を重視する。研修は実務上の必要性に応じて段階的・柔軟に受講できるように、受講要件は不必要なものは設けず研修内容に応じて必要最小限のものにするとされた。

 認定介護福祉士制度は、民間団体による認定資格とされ、職能団体の日本介護福祉士会が中心になり、介護事業団体、教育関係団体等が協力して運営する仕組みを今後検討する。

 今秋に、研修カリキュラムの成案に向けてモデル研修を実施するとともに、研修の認証基準、認定方法、更新制のあり方、制度運営の仕組みを検討し、来年度から研修実施をめざす。

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<シルバー産業新聞 2012年5月10日号>

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