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介護保険・行政EPA介護福祉士試験あり方検討会 第2・3回会合開催2012年5月22日03時26分

 「経済連携協定(EPA)に基づく介護福祉士候補者に配慮した国家試験のあり方に関する検討会」(座長=潮谷義子・長崎国際大学学長)の第2回・第3回会合が4月に開かれ、関連団体代表や、国家試験合格者へのヒアリングが行われた。

 4月17日に開催された第2回会合では、日本介護福祉士会の石橋真二会長は「対応を講じる必要はない」という見解を示し、EPA候補者の合格率について一定の評価をした。候補者を支援してきた市民ボランティア団体「ガルーダ・サポーターズ」の星さとる共同代表は、「できる限り最大限の配慮を講じるべき」と時間延長、総振り仮名など合格に至る配慮を求めた。

 27日に開催された第3回会合では、昨年度試験合格者2名と受け入れ施設団体の代表にヒアリング。

 合格者のメイダ・ハンダジャニさんは、「振り仮名を全てつけると邪魔になり、試験問題も日本語の勉強をしていれば理解できる」と指摘。現在検討されている振り仮名、試験時間の延長は必要ないという意見を述べた。

 もう一人の合格者ティアス・パルピさんは、「受け入れ施設の候補者へのサポートが重要」と訴え、施設側に要望を出し、柔軟な対応を取ってもらったことで合格に至った自身の体験を紹介した。パルピさんも振り仮名や時間延長について不要と述べた。

 「仏壇」「位牌」など日本の文化的な言葉に対し、両名とも今後日本で働き生活するうえで必要な言葉として認識しており、試験問題に取り入れるべきという見解を示した。

 受け入れ施設の関連団体、全国老人福祉施設協議会(中田清会長)は、試験の母国語・英語併記は反対という立場を示し、EPA候補者が人員基準にカウントされない現状に対して差別であるとし、制度の見直しを改めて訴えた。

 次回会合で、ヒアリングや意見などを参考に骨子案をまとめ、公表する予定。検討会の意見のとりまとめは6月~7月を予定している。

<シルバー産業新聞 2012年5月10日号>
 

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