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ケア用品鶴ヶ島市 坂戸鶴ヶ島医師会と連携  難聴の早期診断で介護予防2011年9月29日12時00分

  埼玉県鶴ヶ島市では、坂戸鶴ヶ島医師会と連携し、難聴や認知症の早期発見、予防を目的とした「聴力と認知症に関する調査」を7月から実施している。調査は同市の介護予防サービス利用者など約400人の中から希望者に「聴こえ」のチェックを行い、難聴や認知症の疑いがあれば、専門医での精密検査や治療を勧める。
  チェックには医師の監修のもとにジェービーエレクトロニクス(埼玉県児玉郡、秋山拡司社長)が制作した簡易聴覚チェッカー「ペンギンズボイス」を使用。本体スピーカー部を耳元に近づけ、収録された音や単語、質問を再生しチェックを行う。
  「1時(いちじ)」や「7時(しちじ)」の様に、聞き間違いやすい言葉や記憶をチェックする簡単な質問が収録されており、単に聴こえているかだけでなく、聞こえ方や専門的な認知症診断の必要性を確認できる。
  製品を監修した医療法人社団満寿会の小川郁男理事長によると「難聴になると、コミュニケーションも取りにくくなり、高齢者は閉じこもりがちになる。それが原因でADL低下や認知症へつながっていく恐れがある」と指摘。初期段階で難聴を早期発見し、補聴器の装着などによって聴こえを改善することが認知症予防や要介護状態となるのを防ぐ上で重要だという。
  「ペンギンズボイス」を製造、販売するジェービーエレクトロニクスには、現在30件ほど全国の自治体や地域包括支援センター等から問い合わせが寄せられている。秋山社長によると、ほとんどが鶴ヶ島市と同様、介護予防の取り組みで活用したい、導入を検討しているとの内容で「自治体の介護予防に対する前向きな姿勢が伺える」と述べる。
  同製品は、10月に東京ビッグサイトで開催される国際福祉機器展にも展示予定。

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  • 簡易聴覚チェッカー「ペンギンズボイス」
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  • 満寿会 小川郁男理事長

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