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ケア用品ダイチ 布団感覚の介護ベッド「床ピタ」好調2011年10月11日16時00分

 住宅リフォーム事業等を手掛けるダイチ(東京都台東区、山東幸彦社長)は、今年3月にフレームが床に接地するまで下降が可能な介護ベッド「床ピタ」の販売を開始した。反響は大きく、現在までに100件を超える問い合わせがあり、同社はニーズの高さを実感しているという。久原誠営業統括本部長に話を聞いた。

――「床ピタ」の特長は。
久原 床ピタは名前の通り、フレーム部が床にピタリと付く布団感覚で使用できる低床介護ベッドです。床に接地させた状態で使用することで、転落事故のリスクを最小限に抑えます。また負担が大きい移乗動作には、支えやすい位置まで上昇させることで介助者の負担を軽減できます。
――反響は。
久原 介護施設、ケアマネジャー、福祉用具事業者、流通、在宅の家族介護者など多方面から問い合わせを頂いています。その多くはやはり「床にピッタリ付く」という点に高い関心を寄せられ、実際に見たいと遠方から弊社までお越し頂いた方もいました。
我々も導入やデモで多数の介護施設を訪問しますが、そこで入所者の大体1割程度がやむなく床に敷いた布団を使用しているという実態が見えてきました。認知症で転落の危険性を抱えるなど、そうした対応をとるほかなかったのですが、面会に来た家族からは「どうしてウチだけ床に寝かされているのか」との声が寄せられることもあったと聞きます。
また布団での介助動作は負担が大きく、特に立ち上がりの介助などは、介助者が支えきれずバランスを崩すと大変危険です。「(布団で対応していることが)施設共通の課題だった」とおっしゃる大手法人の施設理事長もいました。
その様に諦めていた問題が床ピタの導入で解消したと大変喜ばれています。導入後、「追加したい」とリピート的に声をかけてもらえるのも床ピタに対するニーズを裏付けるものだと考えています。
――課題や今後の展開は。
久原 以前からレンタルでの取り扱いはないかという問い合わせが非常に多く寄せられていたのですが貸与、返却を繰り返す製品としてはボード素材が多少傷つきやすく事業者が扱いづらい面がありました。しかし既に製造元と一致協力して改良を進めているので、要望に応えるものが出来上がる予定です。
また今後は全国からの問合せに迅速に対応できる様、販売代理店を募り、販路の拡大を図っていきます。

  • bed (5cm).jpg
  • 床に接地し布団感覚で使用できる
  • ダイチ久原部長.JPG
  • 久原誠営業統括本部長

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