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ビジネスファミリーネットワークシステムズ 宅配サービス「わんまいる」2015年8月31日08時05分

こだわりのうまいもん、届けまっせ!

 「高齢者に毎日おいしくて健康な食事を届けたい」という思いから、こだわり冷凍惣菜などのご用聞き宅配サービスを展開しているファミリーネットワークシステムズ(大阪市、堀田茂社長)。05年にスタートした同社の総合宅配事業「わんまいる」では、電子レンジや湯せん、流水などで解凍してそのまま食べられる冷凍総菜を中心に様々な商品を提供、現在全国16都府県に120のフランチャイズ加盟店があり、毎月約1万8,000世帯に宅配を行っている。

1品から無料で配達

0812mile.jpg わんまいるは主に高齢者を対象としたサービスで、食品を始め、酒や米、生活雑貨まで常時約1000種類の商品を取り扱い、1品の注文から配達料無料で届ける。

 FC店はおもに酒店や新聞販売店、介護事業所などが加盟。担当者が営業エリア内の利用者宅を週に1度訪問し、商品の配達と受注、翌週のカタログ配布を行う。その際、必ず世間話などの会話を交わすことで、安否確認や健康状態の変化がないかの確認も兼ねる。利用者の注文履歴はシステムで管理。注文書には毎週購入するものが予め印字され、買い忘れがないよう配慮している。FC店には、注文を聞いた商品を一品からでも配達日の前日に商品が納品される仕組みで、店で常に在庫を持っておく必要がないのが特徴。

 毎週発行される16ページ・フルカラーの「わんまいるグルメカタログ」には、季節ごとの旬の食材を使った、様々な惣菜、全国各地の名産品やご当地グルメ、菓子やスイーツ、各地の米や酒、飲料水や日用品などが所狭しと掲載されている。カタログには、毎週10~15品の新商品が追加される。

真空製法で調味料控えめに

 惣菜は調理後すぐに一品ずつ個別に真空パックで急速冷凍したもので、肉や魚料理、煮物、揚げ物、炒めもの、和えものなど昼食や夕食のおかずになる主菜・副菜を厳選。また和洋中の単品惣菜や専門店のメニューも急速冷凍して取り揃える。文房具やティッシュ、洗剤などの日用品や大人用紙おむつなど、買い物でかさばるようなアイテムも幅広く取り扱う。

0812mile2.jpg 惣菜などの食品は堀田社長自ら全国各地域に足を運び、使用する食材の鮮度や安全性、味の良さを確かめ、大量生産しても味が落ちないかを確認した上で、カタログに採用する。「惣菜はだしをメインにして、調味料は通常の3分の2程度の使用としています。真空パックにすることで食材に味が染み渡るため、お召し上がりになる時には程よい味加減となります」と堀田社長。「カタログに載っている惣菜はすべて私が試食し、OKを出したものしか提供しません」と、味にはとことんこだわっている。

 個々の惣菜だけでなく、主菜・副菜を組み合わせたおかずセット「健幸ディナー」も提供。5食セット3480円(ご飯・汁物付き3980円)で、栄養バランスのとれた旬の食事を日替わりで楽しめる。

「買い物弱者」への支援にも

 経済産業省の調査によると、食料や日用品などを買いに行くのが困難な高齢者、いわゆる「買い物弱者」が現在全国に約700万人いると推計されている。流通機能や交通網の弱体化により、すでに顕在化している農村・山間部といった過疎地域に加え、今後は高齢化率の高いベッドタウンや地方都市などでも深刻化すると指摘されている。

 同社のご用聞き宅配サービスは、買い物弱者問題に対する先進事例の一つとして、経産省がまとめた「買物弱者応援マニュアル」でも紹介されている。同社ではくまなくサービスを提供するため、FC店のない地域や離島、過疎地などでも、電話やFAXなどで受注し宅配便で商品を届けるサービスも実施している。

介護保険制度外の生活支援策に

0812mile3.jpg 最近では、介護事業所のFC加盟も増えている。デイサービス事業所では、送迎時を利用して利用者へ商品の配達と注文の受付を行っているところもある。埼玉県で介護サービス事業を展開するピュアホームズ(川口市)もその一つ。

 同社のケアマネジャー・沼口悠子さんは、「杖をついて買い物に行くのが大変というご利用者がおられますが、介護保険のヘルパーに買い物を頼みたくても、一緒に外出しなくてはなりません。ケアマネとしてどのように支援すればよいか考えていたところ、『わんまいる』を知り、早速紹介しました。買い物が一人では難しいご利用者でも、毎週新しい商品にふれ、自分で好きなものを選べる楽しさを感じてもらえます」と話す。「わんまいるでは、毎週担当者が訪問しますから安否確認にもなります。その際に、健康上で不安なことや何か困ったことがあれば、私につないでもらい対応します」といざという時の備えにもなるという。また、わんまいるの食材は湯せんなど調理が簡単なので、ヘルパーに調理を依頼してもほとんど時間をとらず、他のことにしっかり時間を使えることもメリットだという。

 ご用聞き宅配サービスはケアマネにとっても、介護保険制度外の利用者支援策として、今後さらに重要なバリエーションの一つとなり得る、と沼口さんは感じている。

 堀田社長は、「今後ますます高齢化が進み社会保障費が増大すると言われる中で、いかに最期まで健康でその方らしく暮らせるかが重要です。わんまいるのサービスをより充実させ、より多くの高齢者が毎日をいきいきと過ごして頂けるようサポートしていきたいと考えています。また、日々支援を必要とする高齢者に関わっておられる介護事業所・介護専門職の皆様にも、生活サポートの一つとして、このサービスを活用していただければ、と思っています」と話した。

 「わんまいる」についての問合せは、同社(☎06・6474・6830)まで。

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