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ビジネス特定福祉用具売れ筋ランキング③シャワーチェア編2015年9月 1日08時05分

シャワーチェア導入による在宅復帰支援も

 夏場はシャワー浴の場面も増え、シャワーチェアへの注目も高まる。特定福祉用具販売の売上構成でも主要な位置を占めており、メーカー各社とも、新機構を搭載した製品開発が盛ん。

 シャワーチェアは、浴槽で使用するいすとしての防水・防滴性や防錆性、防カビ性、最大使用体重の大型化などの基本機能とともに、高齢や障がいをもつ人の使用を想定した機構が多く採用されている。

 トレンドとしては、作業療法士や理学療法士などセラピストの意見や、人体データや検証に基づいて、具体的な利用者像を想定した上で開発された製品展開が増えていること。

 アロン化成では、高齢者に多い円背の人を想定し、あらかじめ背もたれを11㎝と低くした「ISフィット(骨盤サポートタイプ)」などを展開している。パナソニックエイジフリーライフテック「ミドルスツールひじかけ付」も、同様に背もたれの高さを抑えたタイプ。

軽度段階から安心安全な入浴を

 ほかにもシャワーチェアの主な使用用途として、洗体やシャワー使用時に腰掛けるだけでなく、浴槽に浸かる時に、一旦シャワーチェアに腰掛けて、横にずれることで安全に入浴する使用方法もある。

 浴槽への跨ぎ動作は、比較的身体状況の安定した軽度者とされる高齢者であっても、思わぬ重大事故につながりかねないため、こうした安心安全な入浴方法がリハビリテーション専門職などを中心に勧められるようになっている。

 そのため、各社とも移乗しやすいようにひじ掛け跳ね上げ機構を採用したり、高さ調整機能があったり、コンパクト設定で浴槽に隙間なくぴったりと付けることができるようにしたりするなど、品質向上が日々進んでいる。

入浴のADL向上、介助者の負担軽減に

 病院・施設から在宅復帰の流れが加速している中で、病院・施設のリハビリ専門職を中心に、在宅での入浴の自立の可能性を判断し、退院・退所の判断とされることもある。そこには、入浴介助する家族などの負担軽減の視点もある。

 シャワーチェアの導入により、ADL(日常生活動作)が向上し、在宅復帰ができるようになることもあるため、その重要性は高まっている。

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