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ビジネスティーアンドケー 経口摂取を実現する口腔ケア実習会2015年9月 2日08時10分

0813tk.jpg 口腔ケア用品メーカーのティーアンドケー(東京都中央区、神林照光社長)は7月11日、「施設での口腔ケア」をテーマに口腔ケア実習会を開催した。静岡歯科衛生士専門学校講師の小宮山ひろみ氏が実演を交え、誤嚥性肺炎や認知症の進行の予防の観点から口腔ケアの重要性を伝えた。

 同氏はまず、口腔ケアの基本は▽摂食▽咀嚼▽嚥下▽唾液分泌機能――などを健全に維持・介助することとし、「口から食べ続けるために欠かせない役割だ」と強調。事例として、舌突出があり常に閉眼して反応がない女性(102歳)を挙げた。

 女性は自身の口からの食事は行えず経管栄養のみであったが、せめて舌を口腔内にしまえるようにしてほしいと職員から要望がでた。

 口腔ケアの指導内容を見直し、毎食後に2分程度舌のマッサージを行ったところ、約2週間で舌が口腔内に戻るように。2カ月後には開眼し表情が豊かになるとともに、経口摂取が可能となった。

 セミナーの後半は①口腔観察の仕方②閉口困難な人の口腔ケア③口腔乾燥の人の口腔ケア――の3つをテーマに実習を行った。参加者はペアになりお互いケアを行い、触られると痛い処置や口腔乾燥を実際に体験した。

 参加者からは認知症でケア困難者への対応が質問に挙がり、同氏は▽目を見て会話をする▽手・うで・肩・顔と触る位置を少しずつ上げる▽歯ブラシを見せて、わかりやすく磨く動作を見せる――などをアドバイス。

 「自分がやりやすい処置と利用者が心地よい処置は必ずしも一致しない。ケアを継続して受けてもらうためにも利用者の気持ちや身体状況に寄り添うケアが大切だ」と締めくくった。

 同社実習会は様々なテーマで各地で開催され、参加者は言語聴覚士・歯科衛生士・看護師・介護職・医師など多様。参加費は約2,000円。

 問合せは同社(☎0120・555・350、www.comfort-tk.co.jp)まで。

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