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ビジネスロングライフHD 会員制リゾートホテル事業参入2015年7月24日08時00分

都心部の富裕シニア層などを開拓

 有料老人ホーム運営、在宅介護サービスなどの事業会社をもつ「ロングライフホールディング」(大阪市、遠藤正一社長)は6月12日、富裕層のシニアとその家族などを想定した、会員制リゾートホテル事業に参入することを発表した。これに伴い、同事業を統括する子会社「ロングライフ・カシータ」の社名変更を行い、「ロングライフリゾート」(東京都中央区、小嶋ひろみ社長)を創設した。

 今後の有料老人ホームの利用者獲得競争の激化を想定し、現時点において元気で自立した富裕なシニア層をリゾートホテル事業の利用者とすることで、将来、同社有料老人ホーム入居者につなげることを目指す。都心の元気シニア層の利用が中心となると考えられ、欧米の富裕層のように、季節に合わせて生活の場を移すライフスタイルを提案する。

 今後、温泉観光地、避暑地として人気のロケーションのうち、大分県「湯布院」(2016年4月オープン、11室/1,693坪)、北海道「函館」(16年5月、15室/7万2,734坪)、沖縄県「石垣島」(16年7月。15室/1万480坪)、神奈川県「箱根」(17年11月、15室/5,049坪)を順次開設する。

自然に囲まれたバリ風の木造建築を基調とし、広大な敷地にゆったりと居室(74~120㎡のヴィラタイプ)をレイアウトすることで、高級感とリゾート気分を満喫できるようにしている。いずれも空港や鉄道駅から自動車で1時間以内。事業費は24億7,300万円(予定)で、銀行からの借り入れで資金調達する。ほかにも、北海道や沖縄地盤の観光ホテルグループなどと提携し、利用者の選択を広げていく。

 「北海道と沖縄の直営施設があることは、リゾートホテル事業としては優位点」(同社広報)と強みを説明する。

会員権購入後20年間 同社有料ホーム利用で優待

 利用は会員権方式で、価格は1,200万円(頭金200万円、残金10年均等償却)、年会費は9万8,000円。10年間にわたって年間30泊分のチケットが配布される。客室利用料は1名1泊4,800円。会員期限後も10年間はゴールドメンバーとなり、毎年7泊分の宿泊券が給付される。

 特長は、利用途中や利用後に介護状態となった場合など、会員権購入から20年間にわたって、優先的に、特別価格で日本ロングライフの有料老人ホームに入居できること。特別価格は▽入居一時金1,000万円~3,000万円未満の施設は600万円▽3,000万円~5,000万円未満の施設は800万円▽5,000万円以上の施設は1,000万円――となる。会員権有効期間中の解約は、年限に応じて償却費を除いた残額を返金する。

 同社30年のシニアビジネスで蓄積した3万人の顧客情報により、利用者開拓を進める。収益計画は、直営4施設が稼働する18年10月期に5億円を見込む。

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