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ビジネス大阪・永寿福祉会 ロボリハセンター開設2015年7月14日08時00分

介護施設で「HAL」を使ったリハビリ

サイバーダイン、大阪医科大学と連携


0702robo.jpg 永寿福祉会(大阪市、富永徳吉理事長)は、7月より、サイバーダイン(茨城県つくば市、山海嘉之社長=筑波大学大学院システム情報工学研究科教授)のロボットリハビリテーション機器「HAL福祉用」を導入したロボリハセンターを、老人保健施設「永寿ケアセンター」(大阪市、入所100床・通所50人)に開設した。

 6月20日には、サイバーダインの山海社長、運営協力する大阪医科サービスの國澤隆雄社長(大阪医科大学前理事長、現・相談役)を招いて記念式典が開催された。

 山海氏は「ドイツでは、HAL医療用が労災保険適用になったほか、ヨーロッパでは医療機器認証を取得した。そして今回、日本の介護保険施設でHALによるリハビリテーションが受けられるようになる意義は大きい。社会実装モデルとして、世界からも注目を集めるだろう」と挨拶した。

 國澤社長は「永寿福祉会、サイバーダイン、大阪医科大学の3者の志は一つ」と、より在宅に近い介護保険施設でのロボリハの取り組みに期待を寄せた。

 HALを使用した歩行訓練等のリハビリは、一部の医療機関等で受けることができるが、在宅復帰した後に継続してリハビリすることができる介護保険施設での取り組みが求められていた。

 HALは、本人の「体を動かしたい」という意志を契機に、脳から筋肉に伝わる神経信号を読み取り、関節動作をアシストする仕組み。そのため「動いた」という感覚を脳にフィードバックすることができ、機能改善促進が期待できるという。

 ロボリハセンターは同施設5階フロアを使用し、大阪医科大学の協力のもと、HALを使用したリハビリを提供する。

 式典後、山海社長は「社会を支えるために必要なものについて知見が求められている。動き出したところには、そうした知見が集まってくる。福祉分野のオープンプラットホームになることを期待している」とコメントした。

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