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ビジネスウェルファン 利用者視点とことん追求した業界初のカタログを発刊 (3)2011年5月31日14時27分

-利用者家族が見たくなるよう徹底的に工夫

 最大のテーマは掲載するアイテム数だ。まず介護保険における貸与品目は、福祉用具専門相談員が関与すべき製品という理由から原則除外。そのため車いすはわずか4ページ、ベッドにいたっては1台しか掲載されていない。掲載アイテムに関して本部、営業、配送センター各部署のスタッフが集まり徹底的に議論。売れ筋製品を中心に生活シーンに合わせて製品が絞り込まれていく。

 昨年ウェルファンは消費者に真に役立つカタログの制作を決め、5月から作業を始めた。まずカタログの読者対象を利用者、家族、ケアマネジャーの3者に絞ったという。版形はB5版、オールカラーでページ数は約160ページ。これは「ケアマネジャーさんがバッグに入れて持ち歩ける大きさと重さを考慮した」(清水社長)ためだという。文字の大きさも高齢者を意識して8ポイント以上とした。

 例えば「歩く」生活シーンでは外出、室内(在宅、施設)、リハビリなどが想定される。その上で「各シーンでメーカーの"代表選手"を掲載する」という手法で整理。結果としてアイテム数は403にまで絞り込まれ、その数は「便利帳」の4分の1から5分の1にすぎない。 

 アイテム数と同時に議論されたのが1アイテム数に割くスペース。原則1ページあたり最大6アイテム。一方で利用者ニーズの高いものや、同社が注目してもらいたい製品には大きなスペースを確保。1アイテムを2ページにわたり紹介しているケースもあるという。

 次いで行われた作業は製品の見せ方。例えば単なる製品写真の羅列では利用者に対する訴求力はぐっと落ちてしまう。福祉用具はもちろん通販カタログなど約30種類なども参考にしながら1アイテムずつ紹介方法に検討が重ねられた。例えばメーカー提供の写真は単なる製品の全体写真が多く、その特色が読者に伝わりにくい。そこで同社は多くのページでパーツを強調したり、便利性の意図が十分に伝わるよう新たに写真を撮り直した。その数は数百枚に及ぶという。「例えば紳士用のシルバーカーでは男性の使用風景が1枚もなく、当社で男性が使用している写真を加えました」(清水社長)。

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  • 初めての介護用品_靴.jpg
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  • 1アイテムを大胆に2ページで紹介

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