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ビジネス新社長インタビュー 「人づくり、ものづくりで社会に貢献」2013年5月14日08時00分

 福祉用具販売卸大手のウェルファン(大阪府寝屋川市)の社長に就任した清水義生氏に、社長としての意気込み、目指すべき方向について聞いた。

――新体制の舵取りは。

 37歳で、父の正憲社長(現会長)より社長職を引き継いだことについて、取引先の方々などから若い社長と見られることも多いですが、社長職の引き継ぎについては、社内的に1年前から進めて来たもので、体制もスムーズに移行できたと思っています。確かに様々な局面での判断については、経験や知識など会長には及ばない点が多々あるかと思いますが、軌道修正が必要な場合などは相談し、対応していくことができます。基本的には人づくり、ものづくり、サービスづくりで社会に貢献という方針は変わりませんが、弟(道生氏)の副社長就任や、そのほか役員も若返りが図られましたので、自分たちの得意分野を活かし、一層の「スピード」「改革」を推し進め、新しいウェルファンになったと評価していただけるようにしたいです。

――社長としての重責を担う覚悟について。

 実は父も、先々代から社長職を引き継いだのが35歳でした。1950年に祖父が創業した衣料品製造卸「アニマル」がウェルファンの前身です。大分に工場を構え、最盛期には工員含め600人の従業員が従事していました。80年代に生産拠点を中国にシフトし、少子高齢化を受けて82年に設立したウェルファンを牽引するなど、祖父の傍で重要な判断をしてきたのが現会長の正憲氏です。87年に祖父の逝去により両社の社長となり、アニマルの縮小(05年に撤退)、ウェルファンの拡大を進め、私に社長職を引き継がせるように準備を進めてくれました。事業をやめる決断を下すのは辛いですが、変化に対して柔軟に始めるやめるの決断を下し、固定観念にとらわれないで事業を進めてきた祖父と父からは、学ぶべきところが多いです。

――今後取り組むべき課題は。

 04年10月にウェルファン入社と共に、自身の得意分野であるコンピューターシステムの刷新に取り組みました。06年から12年2月までは、東日本で営業・物流等の現場を事業部長の立場で経験してきました。我々の顧客である福祉用具事業所にとって、物販は全売上の1割程度で、決して大きくはないですが、深くてきめ細かい分野だと感じています。カタログの充実、物流の流れ、そうした点をインターネットやコンピューターを活用することで、まだまだ流通構造を改善できると考えています。将来的には、障がい者やシングルマザーなどの働きやすい環境を作り、社会に貢献できる企業にしたいと思っています。会長には、得意のものづくりを活かし、必要とされながらもコストや市場性などの判断から、メーカーが取り組めていない分野に対しての製品開発をすすめてもらいます。私は「福祉用具の守備範囲を広げる」と呼んでいますが、こうした展開も弊社に求められる点ではないかと思います。

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  • ウェルファン
    清水義生社長

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