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ビジネス幸和製作所 ロボット技術駆使した歩行補助車共同開発2012年11月 8日18時30分

 幸和製作所(堺市、玉田秀明社長)は村田製作所(京都府長岡京市、村田恒夫社長)と共同で電動歩行アシストカー「キーパス」を開発したことを、9月21日村田製作所本社で発表した。

 「キーパス」は村田製作所の持つ最先端ロボット技術を搭載した倒れない歩行補助車。傾きや曲がりの変化を検知する「MENSジャイロセンサ」傾斜角度を計算する「傾斜センサ」、それらのセンサを核とする「倒立振子制御技術」により、歩行補助車が傾きを検地し、倒れる方向に移動し転倒を防ぐ。昨年春に村田製作所が幸和製作所に共同開発を申し入れ、幸和製作所も、従来の歩行補助車の課題を解決できると判断し、製品化を進めていたもの。

 同品は従来のシルバーカーの概念をくつがえす2輪車。倒立振子制御が作動し、静止状態でも倒れない。本体を軽く押すとタイヤが自動的に前に回転、歩行をアシストするとともに、使用者がバランスを崩しても制御システムが働き車体が倒れず転倒を防止する。

 また坂道の場合、上り坂では本体が自動的に前向きに傾き、下り坂では逆に本体が利用者側に傾くことで楽な坂道歩行を実現。車輪はそれぞれが独立して動くため狭い道でも小回りが利く。

 幸和製作所の玉田社長は「当社は新しい付加価値を持つ、次世代の製品を考えていた。ロボット技術が組み込まれた今回の製品は、競合他社が追随できないはず。これを機会に本格的なグローバル展開を目指したい」とあいさつし、同品に対して世界的な視野で期待を寄せていることを表明した。

 「キーパス」は9月26日から開催された「第39回国際福祉機器展」で展示とデモンストレーションが行われ、幸和製作所のブースには多くの来場者が押し寄せた。

 同品は今後実用化に向けて改良を重ね、13年度中にモニター販売、14年度に本格販売を開始する予定。販売価格は1台10万円~20万円で検討しており、15年度には年間1万台を販売目標としている。

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  • 幸和製作所玉田社長
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  • 歩行をアシストし、転倒防止機能を
    備えた「キーパス」

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