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ビジネス福祉住環境コーディネーター取得でモチベーション向上2012年11月 6日17時56分

 長崎県佐世保市の福祉用具事業者「アイフルケア」(海田尚広社長)では、社長自ら率先して介護に関する資格を取得、従業員に対しても同様の方針を通している。

 これまで海田社長が取得した資格は、福祉用具専門相談員はもちろん、福祉住環境コーディネーター2級、ホームヘルパー2級、新・福祉用具プランナー、高度管理医療機器販売・賃貸業管理者などで、その中には介護支援専門員の資格も含まれている。

 「福祉用具のレンタル・販売に関して相談員の資格が絶対必要ですが、他の資格は無くても仕事はできます。ただ勉強することにより、当然介護に必要な知識全体が深まります」と同氏。そして「同じことは従業員にも当てはまりますが、資格を取得するという目標を立てることはモチベーションのアップになり、知識より、むしろそのことのほうに意義があります」

 中でも福祉住環境コーディネーター2級の資格は従業員全員で獲得を目指した最初の資格。テキストを購入し、海田社長はじめ4人の従業員が毎週土曜日の朝7時半から約1時間の勉強を続けた。テキストを熟読するだけではなく、時には海田社長自ら小テストを作成し、習熟度を判定したりもした。勉強期間は約3カ月間。全員が資格取得という共通認識があるため、勉強時間の短さは集中力でカバーできたという。

 3年間かけて全員が福祉住環境コーディネーター2級の資格を取得。「利用者さん個人の障害の状況に加えて、建築学的視点から利用者さんの住居をみることにより、どうすれば快適に在宅生活を送っていただけるのか視野が広がったのではないでしょうか」と海田社長。

 また手すりの長さや幅などに関して理論的な裏づけができたことも大きい。住宅改修のときなどは当然建築関係の職種との共同作業になるが「福祉住環境コーディネータの勉強のおかげで、建築の専門用語がかなり理解できるようになった」と同氏は資格取得の意義を語る。その分他業種とのコミュニケーションが深まったともいえるわけだ。

 国が進める地域包括ケアシステムの基本は住居。介護や福祉用具はもちろん、より深い住環境の知識も今後福祉用具専門相談員に求められるだろう。

  • アイフルケア 海田尚広社長.JPG













  •         アイフルケア 海田尚広社長

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