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ビジネス高齢者施設に最適なバリアフリー製品 ノダ2012年10月29日21時42分

 消費者庁が所管する国民生活センターの発表によると高齢者事故の63・3%は住宅で発生しており、その4分の1以上が居室での事故だという。住宅建材メーカーのノダ(東京都台東区、野田章三社長)は事故リスクを抑え、高齢者や障がい者であっても暮らしやすい製品の開発、提案を行っている。

 多種多様な製品の中でも特に注目を集めているのが「衝撃吸収フロア ネクシオ」だ。同製品は表面の防滑加工と独自クッション材により、滑りにくさと優れた衝撃吸収性を備えた床材。転倒自体の防止と万が一、転倒した場合も衝撃を軽減する2段構えで転倒事故のリスクを抑える。

 日本建築学会床工事ワーキンググループはJIS規定の「床の硬さ試験」で転倒衝突時、衝撃の大きさは安全面から100G以下を推奨している。一般の床材と同等の厚さにもかかわらず同製品は75~80Gとこの規定を十分にクリアする。

 しかし「柔らかすぎても足をとられて不安定になったり、歩くうちに酔ってしまうこともある」と同社の松本悟郎副主査は説明する。そこで同社では高齢者を含めた100人のモニター試験を実施、安全性と快適さの両面を追求した。足腰への負担を軽減し、実際に同製品を導入した特養の職員からは「これまでどおり働いていても足腰への負担が少なく疲れにくくなった」との声が寄せられているという。

 最近では施設以外に歩行訓練を実施する通所介護事業所などからも同製品への問い合わせが増えているそうだ。「事業者も転倒予防の意識が高まってきていることを実感している」と松本副主査。転倒事故予防以外にも車いすの走行に負担なく傷がつきにくい表層や床暖房対応など介護施設、高齢者住宅に適した特長を備えている。

 また居室側と廊下側のどちらからでも押して開くドア「ケアシスト」も好評だ。リハビリ専門医の意見を取り入れた同製品最大の特長は「扉の軽さ」。6つのローラーを搭載し、わずかな力でもスムーズに開閉できる。片マヒの人や杖利用者でも扱いやすく、腰などでもドアノブを押すことができれば両手がふさがっていても開閉が可能。同社はこれら以外にも20分の蓄光で8時間発光可能な「あかりサポート」など多数の製品を揃える。

 全国5カ所で展開する同社ショールームでは、これらの製品を実際に体験でき、ケアマネジャーやヘルパーが訪れることも多い。松本氏は「ケアマネジャーは住宅改修の理由書を作成するが、製品や施工例を実際に見たり触れることができる場は少ない」と語り、意欲の高いケアマネジャーや介護職員の勉強の場としても活用されているという。

 問い合わせは同社(☎0120・51・4066)まで。

  • noda_matsumoto.JPG
  • 松本悟郎副主査
  • noda_showroom.JPG
  • ショールームでは床材の違いなど実際に触れて確認できる
  • noda_dooropen.JPG
  • 握力が低下していてもスムーズに開閉できる

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