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ビジネスケアショー・ジャパン 「課題解決型」介護食・調理器多数2019年2月21日07時10分

0211careshow.jpg 介護食・高齢者食専門展「メディケアフーズ展」など5展示会を同時開催する「ケアショー・ジャパン2019」が1月23、24日に東京ビッグサイトで開催された。約300社が出展。来場者は昨年より微増の1万4,517人だった。

 メディケアフーズ展では、ユニバーサルデザインフード(UDF)登録のやわらか食の定番商品から、施設給食を効率化する調理済食材、また地域の食材活用を前面に打ち出したオンリーワン介護食など、用途・目的を明確に伝える商品が多数展示。マルハニチロブースでは「食べる楽しさ」「栄養価」「人手・時間」3つのコンセプトで展示。「食べる楽しさ」では、原型を保ちながら舌でつぶせるやわらかさの「みためがハンバーグ」が来場者の関心を集めた。

0211careshow2.jpg また、調理機器も充実。タイガー魔法瓶の炊飯器「さらっとご飯クッカー」は、普通のご飯とおかゆの中間のやわらかさを調整できる。べたつきを抑えて飲み込みやすくする。軟飯やおかゆと比べてエネルギー量も損なわない。

0211careshow3.jpg 神明きっちんの炊飯器「ポッディー」は、加工されたソフトスチーム米を用いると10分で炊き上げが可能な時短アイテム。「もともとは1人暮らしの若者向けに開発したが、独居高齢者や老老世帯へのニーズも高い」と同社担当者は話す。
0211careshow4.jpg 来年の同展示会は1月28日(火)・29日(水)に東京ビッグサイト青海展示場で行われる。

中村育子氏 「在宅栄養は攻めの姿勢で関係づくりから」

 24日には、本紙連載中の福岡クリニック・中村育子氏が「ダブル改定と地域における食支援」と題し、講演を行った。
 低栄養の早期発見を目的として、18年介護報酬改定で通所系、居住系サービス等に新設された「栄養スクリーニング加算」について、同氏は「体重測定が極めて大切。しかし通所介護では車いす用体重計が置いていないところが多い」と指摘する。市役所などの公的機関への設置なども提案した。

0211careshow5.jpg 後半のQ&Aコーナーでは、「在宅栄養を始めるポイントは?」との質問に対し、在宅医、在宅歯科医、ケアマネジャーとの連携が不可欠と同氏。「在宅訪問できる管理栄養士の数は圧倒的に不足しており、地域でも存在を認知されていないのが現状。『待ち』の姿勢では依頼は来ない」と述べ、地域の多職種勉強会などへ参加し、まずは顔の見える関係を作っていくことから始めてほしいとアドバイスした。

林原セミナー 見た目維持して食欲向上

 林原(岡山市、安場直樹社長)は23日のセミナーで、「医療福祉分野でのトレハロース活用法~食感、色彩、風味の対策~」をテーマに同社が販売する「トレハ」の特性を活かした介護食作りを提案した。

0211careshow6.jpg 医療や介護現場の利用が進んでいる真空調理やニュークックチルでは、冷凍保存や再加熱による品質低下が課題となっていた。

 そこで▽素材の保水性▽果物などの変色抑制▽肉・魚の臭み抑制▽卵や肉、魚のパサつき抑制――などの機能がある「トレハ」を調理時に利用することで、再加熱時のご飯のパサつきや野菜・果物の乾燥、冷解凍時の離水などを防ぎ、美味しさを維持することができる。

 講師を務めた同社糖質事業本部の丸田和彦氏は「食事の見た目は、利用者の食欲向上に繋がる大きな要因の1つ。ぜひ、トレハを様々な場面で役立てて欲しい」と語った。

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