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ビジネスふくせん 上位研修「経験3年以上」要件2017年6月26日07時00分

 福祉用具貸与事業の人員配置要件である、福祉用具専門相談員2人のうち1人を、より専門的な知識や経験をもった人材に見直すことが検討されている中で、全国福祉用具専門相談員協会(略称=ふくせん、岩元文雄理事長)では、人材養成のためのカリキュラム内容や運営方法について検証を行った。

 より専門的な知識・経験を持った福祉用具専門相談員養成の調査研究については、14年度に日本福祉用具供給協会(小野木孝二理事長)が、すでに研修カリキュラムなどを整理。それをもとに、今回の調査研究では①研修の位置付け②研修プログラムの内容と考え方③研修の実施、運営の仕組み――の3点について、モデル研修やアンケートなどを行い、検証を行った。

 ①研修の位置付けについては、「福祉用具プランナー」(研修時間=100.5時間)のような高い専門性を要する研修と区別する方向で整理を行い、時間数は「20時間」。受講要件はアンケート調査の結果などを踏まえ、「経験年数3年以上」とした。

 研修は座学と演習からなり、座学では▽介護保険制度の動向▽高齢者の医療・介護に関する知識▽最近の福祉用具の動向や特徴――などを学び、演習では福祉用具サービス計画の事例を提出し、グループワークを行う内容になっている。修了評価も行われ、到達目標に達しない場合は、補講なども行う仕組みにしている。

 アンケートでは、時間について半数以上の受講者が「ちょうど良い」と回答。理解度については、いずれの単元においても、8割以上の受講者が「理解できた」と答えた一方で、終了評価については「やや難しい」「難しい」の回答が8割以上あった。

 今回の検証を通じて、研修機会の確保など、運営面での検討課題を残しているものの、研修内容については、「概ね妥当」と総括している。

 今後、同研修を受けた福祉用具専門相談員の配置が、運営基準に位置付けられるかは未定だが、ふくせんでは、今年度から先行する形で研修をスタートさせる予定だ。

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