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ビジネス【トップに聞く】竹虎・飯島幹夫社長 医療・介護のクロス展開2016年10月 4日07時05分

0902taketora.JPG 竹虎は1914年(大正3年)に医療衛生材料を扱う「竹下虎五郎商店」として横浜市内で誕生した。事業拡大を続け、4年前には介護用品の竹虎ヒューマンケアを合併。一世紀の歴史をもつ同社の今後の展望について代表取締役社長の飯島幹夫氏に聞いた。

 今年7月より持ち株会社である竹虎ホールディングスの代表取締役社長も兼任している。業界を取り巻く環境が厳しさを増すなかで、その責務の大きさを実感している。

 今後の大きなテーマは「事業のクロス展開」。医療用品のメディカル事業と福祉用具のヒューマンケア事業それぞれの製品やノウハウを組み合わせ、開発や販売での相乗効果を生み出していく。例えばメディカル事業で扱う顎関節症用のサポーターや感染対策用の衣類などは、医療機関が主な販売先だったが、実は介護分野にもニーズが高いことがわかった。

 このように医療用品が介護現場で、介護用品が医療現場で求められるといったケースがまだまだあるのではないか。双方に製品と現場との繋がりを持つ当社なら、こうした潜在ニーズを掘り起こすことが可能だ。特に創業100年の歴史があるメディカル事業が培ってきたものは大きな強みになる。医療も介護も人の生活を支えるためにある。必要なものを必要とされるところへ届けることによって、患者や利用者の生活を支える現場を応援したい。既発品だけでなく、医療と介護それぞれの視点を盛り込んだ新製品の開発にも力を注いでいく。

 一方でメディカルもヒューマンケアも、より事業部としてのレベルを高めていくことは止めない。事業をクロスさせながら、それぞれの専門性はさらに磨いていかなければならない。そのためにも現場に足を運び、その声に耳を傾け続けることが重要だ。

新事業部立ち上げアジア市場へ

 それから製品の発掘。当社では自社で開発を行うほか、国内外のメーカーと提携を結び販売を行っている製品もある。製品の選定には悩むことも少なくないが、最後は「自分が使うなら」という基準で判断している。選び抜いた製品は、単に右から左へものを流すのではなく、日本人の体形や環境に合わせて、仕様や品質にもこだわってアレンジを加えていく。わが身に立ってこれと決めた製品はどれも思い入れが強い。このスタンスは今後も変わらないだろう。

 最後に海外展開。今年4月に新しく海外事業部を社内に立ち上げている。今、視野に入れているのはアジア市場。6月に台湾で開催された福祉用具展示会にはじめて自社ブースを出展した。国内市場を軸に海外展開も少しずつ進めたい。(談)

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