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ビジネスエクシング 軽度認知障害へ音楽療法活用2016年4月25日07時00分

0416xing2.jpg エクシング(名古屋市、吉田篤司社長)は3月17日の「ケアテックス2016」の自社セミナーで、音楽療養ソフトコンテンツ「健康王国」を活用した軽度認知障害(MCI)への改善効果について、臨床試験結果を報告した。

 「健康王国」は、同社高齢者向け健康支援機器「JOYSOUNDFESTA」に搭載された、笑顔・元気・健康をテーマに「体を動かす」「観る/癒す」「遊ぶ」「歌う」の4機能を備えた音楽療養ソフトコンテンツ。デイサービスや介護施設、市町村が開く介護予防教室などで、リハビリからアクティビティまで1台で幅広く活用できるのが特長だ。

 「体を動かす」コンテンツでは、「パタカラ」体操(ゴールデンカップの商標)などの口腔機能トレーニングや、馴染みの楽曲に合わせ歌いながら体操を行う「色色JOY体操」などのダンストレーニング映像が満載。

 「観る/癒す」では、1960年~70年代の昭和の世相を伝える懐かしいニュース映像、想い出を語り合う時間を提供。また「TABIチャンネル」は日本の美しい風景や名所を映像と音楽で届ける。

 「遊ぶ」にはご当地、昭和、イントロクイズなどバリエーション豊富な脳トレコンテンツが約500問。指先と脳のトレーニングにも役立つ折り紙等の映像を盛りこんでいる。

 「歌う」では、お手本歌唱が入るガイドボーカル付のカラオケが充実する。

0416xing.jpg 臨床試験では、老健利用者14人のうち軽度認知機能低下のスクリーニングツール(MoCA―J)で軽度認知障害と判定された9人へ①ラジオ体操や「頭スッキリひらめきクイズ」などの能動的音楽療法・軽度運動療法②モーツァルトなどの音楽を聴く受動的音楽療法③柑橘系ハーブを使用したアロマ療法――を継続的に実施。1カ月弱で6人に点数の上昇がみられ、うち3人は健常者と同レベルの点数にまで改善した。

 発表者のライフ・サイエンス研究所所長・杉正人氏は、「認知症の予防には、五感を刺激するような生活習慣が重要」だとし、今回の取組みのような、薬物療法等に頼らない補完代替医療を推奨。「医療費をかけず、日頃から簡単に行える運動・食事への見直しが、早期予防につながる」と説明した。

「音楽健康福祉士」講座開設

 杉氏が顧問を務める「虹の会」(山東昭子代表)は今年度、音楽療法等を用いて高齢者の健康促進・QOL向上を指導する「音楽健康福祉士」の養成研修を開始、受講者を募集している。

 補完代替医療の理論と実践を学び、高齢者が楽しみながら五感を活性化するレクリエーション、機能訓練へ生かすもの。介護職員、機能訓練指導員等のスキルアップにもつながる。音楽療法のプログラムには「健康王国」コンテンツも活用されているほか、アロマの調香も習得できる。

 受講は4日間。今年度は東京(16年5月14、15、28 、29日)、福岡(8月6、7、20、21 日)、大阪(11月5、6、19、20日)、名古屋(17年2月4、5、18、19日)の4カ所で開講し、定員は各25人。受講料は税抜7万8,000円。

 「健康王国」に関する問合せはエクシング(☎0120・141・224)、音楽健康福祉士の受講申込、問合せは虹の会(☎03・5642・8400)まで。

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