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ビジネス仙台放送 画面タッチで脳体操 高齢者施設などで好評2015年11月19日08時05分

 仙台フィンランド健康福祉センターは10月7日、HCR2015の会場内で、高齢者のQOL向上や自立支援に繋がる製品やサービスを紹介するプレゼンテーションを行った。なかでも参加者の注目を集めたのが、仙台放送(仙台市、竹内次也社長)が提供する「いきいき脳体操テレビ&ゲーム」だ。

 仙台放送は2004年に「いきいき脳体操」のテレビ放送を開始。「脳トレ」の第一人者である東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授監修のもと、「脳を活性化する世界初のテレビ番組」をコンセプトに現在も放送を続けている。このノウハウと実績を生かし、13年度には仙台フィンランド健康福祉センターの事業を受託し、川島教授らと高齢者向けの「高齢者施設向けいきいき脳体操テレビ&ゲーム配信版」を開発。現在、高齢者施設などを中心に販売を行っている。

 川島教授は高齢者が社会の一プレーヤーであり続けるために必要な活動の一つに、「日常生活の中で頭を使い続けること」を挙げる。なかでも、ものを考えたり記憶する「背外側前頭前野」は最も重要で、「いきいき脳体操のゲームはまさにこの部分に働きかける」と強調する。敷居が低く、誰もが遊べるゲームという点もポイントだ。

 「いきいき脳体操テレビ&ゲーム配信版」ではタブレットなどの画面をタッチしてゲームを行うため、高齢者にも直感的な操作ができる。ゲームの種類は簡単な計算や記憶のゲームなど全19種類(15年10月現在)で、今後も新たなゲームも配信していく予定だ。

 導入施設の利用者には「楽しい」「簡単に遊べる」と好評で、ゲームが利用者同士のコミュニケーションのきっかけになっている。職員も毎日のレクリエーションに悩む負担が軽減されたという。

ペッパーがトレーニングをサポート

 またいきいき脳体操はソフトバンクのロボット「Pepper(ペッパー)」でも遊ぶことができる。当日のプレゼンテーションでは、実際にペッパーが登場。参加者全員でどちらの数が大きいかを答えるゲームなどにチャレンジし、ペッパーとの掛け合いに会場は大いに盛り上がった。

 川島教授は、「脳のトレーニングは継続が重要。ただ一人でやらせようとしても飽きてしまう。介護施設の職員と同じように、利用者に声掛けをして、継続させることがペッパーのようなヒューマノイドロボットならできる」と解説する。「自宅で一人暮らしでも、脳のトレーニングを高齢者がロボットとペアになって行う。そんな日はそう遠くないだろう」(川島教授)

 「いきいき脳体操」の問合せは仙台放送企画制作部(☎022・267・1297)まで。

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ロボットのペッパーでもいきいき脳体操が遊べるようになった

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