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ビジネスコムラ製作所 設立50周年 昇降座いす「独立宣言」発売20年2013年4月16日08時00分

 電動昇降座いすを製造・販売するコムラ製作所(大阪府八尾市、小村隆志社長)は先ごろ、会社設立50周年を迎えた。

 創業者の故・小村清一氏は元々、光学機器に強い腕利きの職人だったが、第2次世界大戦へ出征、終戦後にシベリアへ抑留された。復員後しばらくの間、腕を活かしてカメラの修理を請け負うなどしていたところ、知人から製図器や製図台の開発へと誘われ、製図器具の世界へ転身、手がけた製品は多くの企業や学校などで使われた。その後、清一氏は1963年、製図器具メーカーとして現在のコムラ製作所を設立した。

 設立から約5年後、製図台などで用いられる「上下に動かす」「角度を変える」「平行移動させる」という可動技術を活かし、医療関連機器の部材開発をスタート。医療向けの検査・手術用器材や福祉関連機器のOEM製造も受託するようになり、現在では同社の売上の8割を占める事業の柱へと成長させた。

 電動昇降座いすの誕生は、今から約20年前のこと。清一氏は70歳代前半にさしかかり、自身の立ち座りに不便を感じていた。「当時は座面高さから立ち上がりを補助する欧米製のチェアはあったが、畳レベルから立ち上がれる座いすはなかった」と小村博副社長。そこで自社の技術を応用し、床からの立ち上がりを助ける昇降座いすの開発を進め、93年に電動昇降座いす「独立宣言」シリーズが誕生した。「『独立~』は一人で立ち上がることで、生活範囲を維持・拡大してもらいたいという自立支援への思いが込められている」と小村副社長。

 発売から10年が経った03年、介護保険の報酬改定で移動用リフトとして電動昇降座いすのレンタルが認められるようになるとニーズが急増、リクライニング機能やこたつからの出入りなど特徴をもった機種も展開し、今では生活環境や使用状況に合わせた9機種を販売している。

 「電動昇降座いすは、さまざまな生活行為の出発点となる、床からの立ち上がりを支える生活支援機器。在宅介護の継続をサポートできる福祉機器として、今後もより広く活用してもらえるようアピールしたい」と小村副社長は語った。

 同社は4月18日からの「バリアフリー2013」に出展する(小間番号5―504)。同社(TEL:0120・49・0002)。

  • 小村博副社長.JPG
  • 小村博副社長



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    • 超低床タイプの
      「独立宣言ローザ」

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